梅木水晶の日常

この釧路くんだりまで、右翼芸人、鳥肌実氏が来てくれるっていうのに、
何で私は仕事なんてしているんだ、という日記を昨日書いたばかりなのに、
実は、昨日、行って参りました。
鳥肌実氏の、演説会に。釧路市民文化会館小ホールにて。
18時開場、19時開演。
鳥肌氏の、公式ホームページはこちら。(昨日も紹介してますね。)
ホームページからは音がするので、会社や学校でご覧になってたり、
隣で赤ちゃんが寝ている方は気をつけて下さいね！

http://www.torihada.com/

昨日の私の勤務時間は、18時30分までだったのですが、
どうせいつも何分か押して、帰るのが遅れるので、
開演には間に合わないだろうなー、と諦めていたのですが…

「…そういえば、今は、Ｓさん（同居人）の彼氏が家にいるではないか？
　Ｓさんの彼氏に、会社まで車で迎えに来て貰って、
　大急ぎで会場に行けば、間に合っちゃうんじゃないの…?!?!」と思い、決行しました。

約束どおり、Ｓさんの彼氏は、会社の駐車場で待っていて下さいました。
さすがです。髪の毛も化粧もぼろっぼろのまま、そのまま会場へ。
会場に着いたのは18時50分。
うわーっ、ぎりぎり間に合っちゃったよ。
当日席はある模様。来てみるもんです。
会場のスタッフと思われる方々は、皆「鳥肌」と書かれたＴシャツを着ております。
私も着たい。結局買いました。

Ｓさんの彼氏は、この鳥肌実氏の演説を観る予定は全くなかったのですが、
私が「席がなかったらすぐ帰る事になるから、一応中までついて来て下さい」と言って、
ついてきて貰ったのですが、チケットを販売している窓口周辺に、
何だか「１枚余っちゃったよ～」と言っている男性がおります。
その男性が、Ｓさんの彼氏に「よかったらあげるよ～」と声をかけておりましたので、
Ｓさんの彼氏もどさくさに紛れて会場内へ。
何てラッキーな状況。

会場に向うまでの車の中で、
Ｓさんの彼氏と車の中で「鳥肌実ー？鳥ちゃん。好きなの？」と、
鳥肌実氏を知っているようでしたので、
じゃあ一緒に観ましょうか、なんて話していたところでございます。
まさか、Ｓさんの彼氏と観る事になるとは…。
人生とは、わからぬものです。

観客は、圧倒的に20代の方が多い模様です。
観客総勢、200名くらいでしょうか。
後ろの方に座りましたので、数える事が出来ました。
男女比は５：５くらいでしょうか。
ぱっと見で、定かではありませんが。
女性は、意外に小奇麗な方が多いですね。いい事です。
しかし、色んな方がいます。
おしゃれな方、オタク臭い方、普通の方、
鳥肌氏を崇拝しておりますよ！と言った感じが伝わってくる格好の方…。

始まった。

時事ネタを上手く盛り込んだ鳥肌氏のネタは、
私を終始ニヤニヤさせ続けていました。
時にヒキ笑い。ヒーッヒッヒッ。ああ、幸せ。
ライブって、こんなに素晴らしいものなのね。
私は、髪の毛も化粧もぼろっぼろのまま、
笑い、感動し、鳥肌氏の姿に心奪われておりました。

鳥肌氏が、軍服姿のまま日の丸の前で国歌を斉唱し、
１時間30分の演説は終了。
意外と時間が短いなー、と思いましたが、
１時間30分、このテンションを持続させるのは、
並大抵の努力ではないだろうと思いながら、
清々しい気持ちで小ホールを後にしました。

小ホールを出た所の物販ブースで、
会場スタッフの方々が着ていた、
背中にでっかく「鳥肌」なんて書かれたＴシャツを買ったくらいにして、
風の冷たい外に出ると、何やら人だかり。
何があるのかしら…？と思ったら、
いわゆる、これが「出待ち」というものらしいです。
例に倣い、私達も待ってみる事にします。
練馬ナンバー、44-44の黒のプレジデントが停まっております。
これかあ、鳥肌氏の車は。早く出てこないかな。

来ました!!
鳥肌氏は、何やら鮮やかな色のアロハシャツっぽいものを着ております。
そこで私が一番驚いたのは、彼の低姿勢ぶり…。
「お疲れ様でしたっ!!」そう言って、
ファンの皆様との握手や、サインに応じる鳥肌氏…。
ああ、いいギャップ…。
あんなネタをやっているのに、こんなに低姿勢な人とは…。
これにはＳさんの彼氏も驚いていた様子。
こうやって、鳥肌氏は、草の根的に、全国各地にファンを作っているのね…。
私もこうありたい…。って、芸人でも何でもありませんが…。人として。
残念ながら、化粧も髪の毛もぼろぼろで恥ずかしい状態の私は、
鳥肌氏に触れる事すら出来ませんでしたが。
あんなに至近距離だったにも拘わらず…。無念。

Ｓさんの彼氏の感想、
「来てみるもんだねえ…いやあ、いい経験をした。
　鳥肌実って、芸人だったんだね」
何だと思っていたんだ。
でも、それに気付いただけでも、よかった、よかった。

そして、家に帰ってきて、
会場で購入した、鳥肌Ｔシャツに袖を通したくらいにして、
部屋に、鳥肌氏のポスターを貼ったくらいにして、
いつも通りＮ響アワーを観る私。
運命、素晴らしい。
ワルキューレの騎行、素晴らしい。私の心を熱くします。
鳥肌実のライブの感動冷めやらぬまま眠りに就く。


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