梅木水晶の日常

「あなたは、顔と服装は普通なのに、どうして髪形だけおかしいの？
　顔の次に目が行くのが髪型だよ。
　それをちゃんとしてないのはおかしい。勿体無い。」
と友人に言われたので、今日は髪でも切ってきます。
どうか、可愛くなりますように。

私は、滅多に美容室に行きません。
行っても、半年に１回です。
なぜなら、自分が望んだような髪型になった事が、一度も無いからです。
というか、その責任は全て私にあり、
折角、美容師さんに素敵な髪型にして頂いても、
私自身が極度の面倒臭がりな為、
髪を切って貰った日以降は洗いざらし、
もしくは仕事の邪魔にならぬよう適当に縛っただけ、
といった感じになってしまうのです。
また、私が、自分の意思を美容師さんに上手く伝えられていない、
と言うのもあるかもしれません。
しかし、私はいつも、髪を切って頂く時、

・手入れが簡単な髪型にして下さい。
・男性にモテそうな髪型にして下さい。
・美容師さんの独断と偏見で可愛く見える髪形にして下さい。

この３つしか注文していないのです。
それでも可愛く見えないのは、
私自身に問題があるのでしょう。
大体、自分に何の手もかけずに、
「男性にモテよう」という考え方が間違っているのです。

「この人が私の生涯の専属美容師になるのだろう」と思えるような、
運命の美容師さんとの出会いを果たしたいものです。
別に、美容師さんと恋がしたいとかではありません。
そんな想いもなくはないけど。

失敗はしたくないので(普段の髪型が失敗なのですが)、
「敷居が高えなあ」とは思いながらも、
カットだけで５０００円以上はかかるお店ばかりを選んでいましたが、
「高かろうよかろう」という訳ではないという事を、
これまで散々感じた私は、今日は安い美容室に行ってきます。
「安かろう悪かろう」でないといいのですが…。

散髪業界の価格破壊が進んで久しいですが、
実際のところ、安い安い床屋さんというのは、
どんなものなのでしょう？
極端な話、私程度の女は、ディスカウントバーバーでもいいんですけれども、
生憎、家の近くには、ディスカウントバーバーがなくて…。

昔「内田有紀みたいな髪型にして下さい！」と美容師さんにお願いしたら、
「誰それ？ねぇ、知ってる…？ザワザワ…」みたいな感じになって、悲しかったです。
そこが、初老のマダム専用美容室、というのもあったのかも知れません。