梅木水晶の日常

びしょびしょになった、ベッドのシーツはさすがに洗いましたが、
やはり、前回泊まりに来た時と同様、
彼が釧路滞在中に使っていたバスタオルは、どうも洗えません。
つい匂いを嗅いでしまいます。

お風呂上りの体を拭いたタオルなので、
「かーっ、これこれ!!これが人間本来の匂いだよ!!堪んない!!」という匂いはせず、
ちょっと湿っぽい感じの、
本当に「お風呂上りの体を拭きました」という匂いしかしないのですが、
どうしてこんなにバスタオルさえもいとおしいのでしょう。
きっと私は、余韻を楽しんでいるのでしょう。
数日したら、ちゃんと洗います。
もうちょっとだけ、楽しませて…。

今回の日程は、14日のお昼過ぎに釧路に到着し(姫ちゃんお迎えどうもありがとう)、
16日のお昼過ぎに釧路を離れ(Ｓさん(同居人)お見送りどうもありがとう)、
つまり、15日は、一日中一緒にいれますねという事で、
どこに行こうかなとあれこれ想いをめぐらせていたのですが、
14日の夜も、15日の午前中もぐだぐだしていたせいか、
生憎、15日の起床時間がお昼過ぎになってしまいました。
なので、本来予定していた霧多布(きりたっぷ)の方までは足を伸ばせませんでした。
(霧多布…岬や湿原など、雄大な自然を満喫できる箇所が数多くあります)

そこで、私達が行ったのは、
朝御飯、昼御飯を兼ねて、
牡蠣を美味しく頂ける所(昨日の日記で書かせて頂いております)と、
ガイドブックなどには、余り掲載されていない「涙岩」の方まで行ってみました。

「涙岩」は、いわゆる、断崖絶壁と言われる岩の部分が、
少女の横顔のように見え、雨などが降ると、少女の瞳に当たる部分から
涙が流れているように見えることから、涙岩と呼ばれるようになったそうです。

生憎、日も暮れかかっていた為、
写真で綺麗に撮影する事は出来ませんでしたが、
本当にこれは人の横顔だ、感動する事が出来ました。
この感動は、私の脳味噌にしっかりと焼き付けておきました。
涙岩周辺の断崖絶壁は、ちょっと懐かしいですが、
Mr.children　の、Tomorrow never knows　のプロモビデオロケ地のようでした。
わかりますかね。わかりづらいですかね。
断崖絶壁で、桜井さんが叫ぶあの感じ。

目的の涙岩を望む地点までは、
植物が多く生えた道だった為、結構虫もいたようです。
悲しい事に、私は虫におでこを２箇所も刺されてしまいました。
頭皮も刺されてしまったようで、赤くはれています。
たんこぶのようになりました。痛いしかゆいし大変です。
刺された直後の痛みに比べたら、今はもう全然へっちゃらですが、
刺された直後は、テンションが下がっていました。
早くこの痛みが消えますように。
会社のマダームの話によると、
こちらの地方は、夏より秋の方が、虫が多く発生しますよ、との事。

昨日、仕事から帰ってきて、デジカメの画像を見ましたら、
彼が私の部屋を出る前に撮影したらしい彼の画像がありました。
何て嬉しい置き土産…!!
わかってるなあ。私が観たがっているＤＶＤといい。
早速、デスクトップの背景に設定。


Mr.Children (ミスチル) / Tomorrow Never Knows 【CDS】