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梅木水晶の日常

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2014年01月08日
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カテゴリ:ヒモとの生活
私が男と住むマンションから逃げる前日、
私の仕事が終わってからすぐに、
私のおばから電話がありました。

電話の内容は、
「元気にしてるの?実家のお姉ちゃんとか皆、
 あなたと連絡が取れないから心配してるよ。」といった内容の電話でした。

私は、
「ちょっと今、変わった男と住んでてね、
 実家と連絡を取らせて貰えないんだよ。
 『私の稼いだお給料を実家に仕送りさせるような親は、ろくでもない親だ、
 そんな実家とは縁を切った方がいい。』とか言う男でさ。」

そう言うとおばは、
「その男からは、暴力とかはふるわれてないの?」と聞いてきたので、私は、
「殴られたりとかはないけど、
 私が仕事から帰って来てから、
 私の生活態度について気に入らない事があると、
 説教が何時間も続いたり、
 その説教の途中で眠くなったりすると、
 物を投げられたりとかはあるね。」と言いました。

「その男は、働いてるの?」と聞いてきたので、
「漫画家だけど、稼ぎは殆どないよ。私のお金で生活してる。
 国民年金とか、国民健康保険とかも私が払ってるよ。変だよね。笑」と答えました。

それを聞いたおばは、
「水晶ちゃん…私もそうだけど、あなたの親も家族も、
 あなたをそんな男と一緒に暮らさせる為に、
 あなたを遠くの地で働かせている訳じゃないよ…。
 そんな男の所からは、すぐ逃げて来なさい…。今すぐ…。」と言うので、私は、
「今すぐには無理だよ、仕事だってあるし、
 会社の皆さんに迷惑がかかる。」と言うと、
「あなた…、会社と、自分の人生と、どっちが大事なの…?」と言われました。

私は、そりゃ自分の人生は大事だけど、
私が作業場から抜ける事により、
職場の皆に迷惑をかけるのもどうかなと思ったので、
「逃げるにしても、今すぐは無理だね…。」と言いました。

「何で…?」と言われたので、
「私も人員に含まれた上で勤務計画が組まれてるから、
 辞めるとしても、月度末でないと…。」と言うと、
「馬鹿!!」と言われました。

おばは、
「とにかく、今から警察に行って、
 こんな男と住んでるんですけど、すぐにでも逃げたいんですけど、って、
 話をしてきなさい。」と言いました。

おばが、
「明日は休みなの?」と聞くので、
「休みだよ。子宮けいがんの検診があるから、朝から1人で行ってくる。」と言いました。

私はとりあえず、おばとの電話が終わってから、
私達が住んでいたマンションから歩いてすぐの交番に行き、
「こんな男と住んでいる」という話を1時間ほどしてきました。

交番の警察官は「変わった男がいるもんだ」といった感じで、
私の話を、メモを取りながら聞いていました。

翌日私は、仕事が休みで、節目年齢の女性の為の、
子宮けいがんの検診があったので、
朝から1人で家を出る事が出来ました。

私は、朝、家を出る時に、ベッドで横になっていた男に、
「子宮けいがんの検診に行ってくるね。」と行って、
特に大きな荷物も持たず、マンションを出ました。

家を出て1時間後ぐらいに、おばから電話がありました。


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最終更新日  2014年01月08日 15時13分26秒
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