ママとなっぴたんの生活

まだ生理はやってきていません。
検査薬はもうチョットしてから再度使う予定です。

…というのも、実は先日、うっすら陽性反応がでた日は
前回打ったｈＣＧ注射が、完璧に抜けるに至っていなかったんですねぇ。
それにハっと気がついた瞬間は
チョッピリ涙がでちゃったわぁ～
妊娠検査薬は、ｈＣＧを検出するものなので
ｈＣＧ注射を打ってから一定期間あけないと
妊娠していなくても陽性反応がでちゃうんですよね。
当たり前です。

なので、「これで絶対に抜けたぞ！」という時まで
我慢、我慢です。
辛抱、辛抱です。


赤ちゃん待ちの方なら、皆さん経験されている事と思いますが
この「待つ間」というのが、異常に長いのです。
特に、私の様に専業主婦で、一人で過す時間が多く
暇をもてあましているとなると、
考える事や、生活のサイクルがそれ一色になってしまうので
これは良くない事だなぁ～って思っています。

ジムでストレス発散も、この時期は全然だめです。
今の体調はなりキツイんですもの。
いつもの生理予定日からもう10日も遅れている事も
原因の一つです。
心拍数を上げると、途端に息切れしてしまったり
気持ちが悪くなるので、軽くしか運動できません。

でも、そんな「待つ身の辛さ」に
毎度毎度やられてしまいますが
これも私には、必要な事なんだろなぁ～なんて
辛いながらも、冷静に考えています。
人生、よく考えたら「ままならない事」だらけ。
大体、棚ボタで得た幸せはハイリスク過ぎますよね（苦笑）

思い通りにならない事で、努力したり
作戦や考え方を変えたり……
その工夫を学ぶ為に、ままならなくなっているのだと思います。
自分にないものを一つずつ努力して補っていく
その積み重ねで得た幸せでない限り
人は本当の幸福感を味わえないのだと思うのです。

そう思うと、この状態は、
幸せを感じる力を私に与えてくれています。

それから日本人は割りとせっかちな国民性ですよね。
買い物にしても、何かの手続きにしても
これほど迅速、正確な国はないと思うのです。
それに慣れ親しんだ日本人が海外に行くと
当然苦労します。
レジの人も、店員さんも、役所の人も、のんびりしているのでねぇ。
それに比べると日本は物凄く便利だし、
待たせなくて親切だけど、
順調に事が運ばなくてもそれを許容する心のゆとりは
意識していたいものです。

そう…「色々なものを許容し、受け入れていく事」
これはあるゆる事に於いて、大切な事ですよね。
妊娠がうまくいかなくても、そんな自分を許し受け入れていくとか(笑)

私なんかはかなりせっかちなので余計です。
なんせ、子作り１年目で
役所の「里親制度」のポスターと日々睨めっこしていた位です。
その当時は、キチンと検査もしていない時だったのに
考えが安直で、即急すぎですよね。
もちろん、今でも「もし出来なかったら」という事を考えると
里親になる考えは捨てたワケではありません。
でも、
「これが駄目だったら、はい次はこれ～」という考えは
日本のマニュアル化されている一連の流れに
似ている気がします。（自分の事ながら(^-^;）
それに、人とは違うものを選ぶ場合
もう少し強い筋力が必要になってきます。
それには人生経験が必要です。

私は少しのんびり～っと気楽に構えている位で
丁度良いのかもしれません。
特にこの時代だからこそ、それが必要なのかなぁ、なんて。

大体、赤ちゃんはものじゃないんだものね。
生み出す、作り出すという考え自体傲慢なのかも。

思考をもう少し柔らかくし、
じっくり待つ、それが人生必要だという事を感じ取らなくては
ならないのでしょう。
固い肉と同じで、時間をかけて煮込む必要アリです(笑)

私は無宗教者ですが、今までだったらきっと、
どっか心の奥で一生懸命祈っていましたが（苦笑）
今の私に必要なことは、祈る事ではないと感じています。
一番大切なこと、それは毎日家と、そして心の窓を開け、
風通しをよくし、明るくキラキラ輝いている太陽の光を
入れてあげる事です。

ただ、肉体の辛さには、正直参っていますが(^-^;

という事で、結婚してから今に至るまで
過去一番の「待つ」学びをしているアンコロでした。