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2007.08.06
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カテゴリ:亀の事。
ある日、ネコがカズヤのいないカズヤの家を歩いていた時。
突然、真っ暗になってしまった。
何かをカリカリしても開かない。
鳴いてもカズヤはいない。
何かがたくさんあってすごく狭い。
ここはどこなんだろう。
カズヤにもう会えないかな。
ネコはそのことばかり考えていた。
そして、たくさん鳴いた。
カズヤが気づいてくれるまで。

ネコは眠ってしまった。
カズヤはもう助けてくれない気がした。
家から出たはずはない。
なのにこんなところ見たことなかった。

再び何かをカリカリ。
爪が削れてしまうけど、カリカリカリカリ。
カズヤが気づいてくれるまで。

カズヤがドアを閉める音が聞こえた。
ネコは必死に鳴いた。
カリカリもいつからか音が強くなっていった。
カズヤはネコがいないことに気づき、ネコの声が聞こえる方へと歩いた。
―カチャ―
ネコの目の前には大好きなカズヤ。
カズヤは笑っていた。
「なんで物置に入っちゃったのー?」
モノオキ・・・?
ネコがカリカリしていたところは、ドアの色が薄くなっていた。
「閉じ込められたかと思ったの?」
カズヤはネコを抱っこしたままネコに聞いた。
ネコは小さく鳴いて、カズヤの腕の中へ。
寂しかった。
ただ思うのはそれだけだった。





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最終更新日  2007.08.06 18:20:16
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