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2010年08月23日
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カテゴリ:母の様子

母が父の取引銀行に電話して、母でなければ取引できないようにした
と、父は激怒していた。

母が父に送ったメールを見せられて、
私たち夫婦は唖然とした。

「私が欲しかった高砂人形をわざわざ探して持ってきてくれたこと、本当にありがとう。
高砂人形をみては嬉しくなっています。
この人形みたいにあと10年も20年もふたりで楽しく生きたかったけど、
二人とも不自由な体になってしまったから、その願いはかなわないね。」
みたいな長文メール。

不自由な手でこれだけのメールを打つエネルギーにもびっくりだが、
父の気持ちや立場をまったく想像できない異常な無神経さに恐怖を感じる。


父は母が倒れる前に離婚したつもりになっている。
タイミング悪く(母にとってはタイムリーに)母が倒れちゃったから、
手続きこそしなかったけど、
二人の婚姻関係は終わったことを確認したはずだったと、父は言う。


それまで長きにわたり、父には意志がないかのごとく、
相手の女性に切りつけるような罵詈雑言を投げ付け、

反省や我慢や愛する努力は一切せず、
父にしがみつき、縛り付け、

あげく、「倒れた妻を見捨てることはできないわよね」と脅しをかけ続けた。


ある意味、父は自分自身が倒れてはじめて、母から逃げられたのだ。

そして、母は、父が死ねば自分のもとに戻るとばかりに
父が快方に向かっていることを認めようとしない。

単なる自己愛性人格ではなく、狂気を感じる。





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最終更新日  2010年10月17日 01時02分06秒
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