カテゴリ:政治のこと・日々のこと
金曜の夕方、 お通夜に向かうバスの中。 ランドセルに体操着、給食着にうわばき。 大荷物の小学生がたくさん乗り込んできた。 バス停に着くたびに3-4人ずつ降りていく。 あらら、4年生くらいの、大声で場を仕切っていた ジャイアン君がいた席に、大荷物の忘れ物。 隣にいたチビちゃんはあわてもせず、 二人分の大荷物を抱えて次の停留所で降りるらしい。 チビちゃんが降車ボタンを押しに立ったときに、 停留所でもないのにバスが停まってドアが開いた。 どうやらジャイアン君が忘れ物に気付いて、 外から運転手さんに合図したらしい。 チビちゃんが大荷物を仕分けして 次々に外に渡している。 そのたびにジャイアン君の大きな声。 ありがとね~! ありがとね~! 何事もなかったようにドアが閉まり、 自分の荷物だけになったチビちゃんは、 もう一度背伸びして、降車ボタンを押していた。 なんだかすごくかわいくて微笑ましくて暖かくて、 喪服の私は、一人でニヤけてしまった。 それにしても、 チビちゃんはジャイアンの大荷物を、 どうするつもりだったんだろう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月23日 12時32分48秒
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