カテゴリ:政治のこと・日々のこと
エジプトのタハリール広場の人の数がすごい。 軍もデモの人々に好意的というか、軍の人もデモに参加していたりする。 ムバラクもそれ以前の大統領も軍の出身で、政府と軍はそもそも親密らしいが、 今回のデモの勢いを見て、軍もムバラクに対して 「もう潔くお退きなさい」というメッセージを送っているのだと、 早稲田大学のエジプトなんとか研究の先生が言っていた。 軍ていうのは政府のお先棒を担いで、政府に楯突く民衆を制圧する存在 っていうイメージがあるんだけど、そうとも限らないんだね。 エジプトでは、軍はイスラエルとの戦いで国を守ってくれた、 国民にとってありがたい存在なんだって。 今回のエジプトでデモ隊を鎮圧しようと攻撃したのは警察なんだね。 そう考えるとシビリアンコントロールっていうのは何なんだろうとか、 勉強したくなってくる。 日本でプレイしていたサッカーのチョンテセ選手が アジアカップで北朝鮮の代表として戦っていた。 「彼みたいな人は、日本で世界のさまざまな情報を見聞きし、 日本の生活を実体験してるわけで、 北朝鮮の現状を変える力にはならないんだろうか?」 とか言ってみたら、息子たちから、 「北朝鮮はネットなどの報道にも制限があるから、 一部の人が呼び掛けても、 国民が呼応する前に取り締まられてしまうのではないか」と言われてしまった。 確かにそうかもね。 国民を貧乏にしておいて、報道と教育を操作すれば、 確かにどれだけ食うに困っても、声を上げたり団結したりしにくいよね。 でも、どこかでいつか「この国はおかしい」って声が沸き起こるに違いない。 これを書いて翌朝のニュースで ムバラク大統領は辞任したんだと聞いた。 何だか、すごいことだよね。 田中龍作さんというジャーナリストが タハリール広場の現場リポートを知らせてくださっています。 どうぞ読んでみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月12日 22時23分06秒
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