カテゴリ:ラクガキ談義
昨年の晩秋もしくは初冬に描いた記憶があるのですが…。
日記にUpするかどうか迷って、「さすがにもうトンボは居ないし…」と、フリーページに放置したまま時が過ぎ去って行ってしまった感じです。 今年Upしないと、お蔵入りだな…と思い、お目汚し、ご無礼をば☆ とんぼ残照(仮) ~終~ 最初のページの、『剣稽古をしていて擦りむいたらしい(うちのミニ)ダミ(松寿丸)に、ミニ明石たんが包帯(布きれ)を巻いてあげている…という場面を妄想し、クロッキー帳にラクガキしたものから発展して、3ページ漫画になりました…という流れです。 ラクガキゆえに、線の細部はいい加減なままなのですが、一応、漫画的仕上げまでしてみましたり☆ …今にして思いますのは、2ページめ上方コマの「終わったよ、松寿丸」と言ってるミニ明石たんの笑顔、我ながら『自然な笑顔』で描けてるな~~といふ事にて候で…。 実は、上記キャラたちの出てくる自由漫画(シゴトでない漫画)を、(シゴトの少ない崖っぷち状態を生かして☆)ちょこちょこ描いているのでありますが、震災以来、ある悩みが…。 なんですか、こう、『笑顔が不自然』な絵になってしまっている気がするのです…。 絵というのは不思議なもので、どんなにデッサン的にヤバイ感じでも、キャラの気持ちに寄り添って(←ココ、重要☆)サラッと描いた最初のものが、一番生き生きしていて、(これも不思議なのですが→)見る人にも『キャラの感情が伝わりやすい』のであります。 『デッサンを整えよう』『上手く見える絵にしよう』などと思って(ある意味、邪念)、頑張って整えているうちに、どうしたことか、最初に表現できていた『キャラの気持ち』が、絵の中から薄らいで行ってしまいがちになるのです。 あれです。書初めの、練習用の紙に書いた文字が、一番イキイキと『文字』の本質を書き出せていて『練習だからイイや的いきおい』もあり、結局は提出用の紙に書いたものを差し置いて冬休み後に提出~~という、あの感じです。 (って、私めだけ??) (まだ続いてる書初めの話☆)『日の出』だったら、日の出の情景をたっぷりと頭に思い描き、『うずしお』なら、こう、白波が巻いてる怒涛の海面を想像してみたりして…。 『文字を書く』という行為の前に、脳内の『日の出』や『うずしお』が手を通して文字になりました…という、まさにその『無心』の感じが、練習、しかも一番最初に書いたもの…に出がちとなるのでござりましょう。 で、「ふふ…。提出用だから、上手く書こう☆」と、邪念たっぷりに本番用紙を手にしたところで、イカン出来のものばかり量産し…。 例え話が長くなってしまいましたが、震災後、私めは『笑顔』を描いたときに、「なんか、この笑顔、不自然だな~」と思って、殊更に直すことが多くなってしまいましたのです…。 以前は、よくよく見るとデッサン的に妙な笑顔とかを描いてしまっていても、直す…ということはほとんど無かった気がします。 (笑顔以外は、けっこう直してますです☆) で、上記の通り、『直す』という行為には既に「多少なりとも良く見えるよう、整えよう」という『邪念』ありきとなっておりますゆえ、大抵の場合、直せば直すほど、ドツボに嵌りがちに…となってしまう訳です…。 (そういう時は、時間を置いてやり直したほうが、効率ヨシ☆☆) …ラクガキ漫画Upで、サラリ過去日記更新するつもりが、長々とマイ懊悩を…。 いやしかし。 なんだか『日の出』とか『うずしお』とか、ぶっとい筆で、ド~ンと書きたくなって来てしまいましたな!! (絵でなく、そっち???) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月16日 08時31分47秒
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