カテゴリ:ウォッチメン
ヒーローなのに下司野郎!コメディアン♪♪
(注:『下司野郎』は最大の褒め言葉です♪ただし、コメディアンに限る)
(以下、ネタバレあり吠えです)(未鑑賞・未読のかたにはサッパリ謎な駄文ではありますが☆) …時間が経ってみると…。 私、『みんな大好きロールシャッハ』より、コメディアンが好きかも…。 コメディアン、あの「ウォッチメン」という作品の中で、一番、悲しい人かも…。 Dr. マンハッタンも『悲しい存在』だけど、『人』じゃないし。 ロールシャッハは『悲しい』とかいう、他人の価値観を押し付けられるのも嫌がりそう。 誰よりも悲しい生い立ち・境遇ではあるけれど、他人に『同情』の感情を持たれること自体、断固拒否!という感じで。 カッコいいな…と思うものの、心が弱い私にとっては、ロールさんの究極ハードボイルドな生き方・考え方には、気力体力的に、到底ついて行けん!という心持。 コメディアンの被害者たる初代シルク・スペクターが、のちに選んだ運命を思うとき、当初は「わからんわー。シルク、流されただけ?」と思ったものですが、原作終盤のある一コマで、そんな引っ掛かりなど吹っ飛び、ただ号泣…。(そのシーンを思い出して、いままた落涙) 「『愛』が描ける」って、こういうことなんだな…。 …うん。『コメディアン』こそが、『人間』そのものを描き切っているキャラなのかも。 初代シルク・スペクター、『いい女』…というより…ある意味、聖女なのですな…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年09月16日 15時04分03秒
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