カテゴリ:ドラマ
録画を貯めていた韓国ドラマ『ハッシュ~沈黙注意報~』の視聴を終えたのですが、何となく釈然としない最終回だったので……吠えます。(ネタバレ大全開ですので、これから全話ご視聴予定のかたは以下の駄文は何とぞスルーで) 例によってこのドラマ、韓ドラ命な家族のために録画し始めたのですが、第1話を視聴してみたものの、私自身は見続けなくてエエかな~と思っておりました。 大手新聞社に入ったインターン達が苦労しそうな辺りで『未生ーミセンー』みたいな感じかな~と気になりつつ、だったらミセンをもう一周したいかなとも考えたり。 が、第3話(だっけ?)での衝撃的な展開を家族から聞いて、それが気になったがために視聴再開。 重要展開をネタバレされた状態だったのですが、だからこそ伏線の痛々しさに気付いたり、件のシーンが近づくにつれ『悪い予感しかしない』的な描写にハラハラしたりと、知らずに見るのとはまた違った鑑賞体験となりました。 その『事件』を核にしたミステリアスな社会派ドラマになるのかな…と、期待しながら視聴を続けたのですが、主要登場人物それぞれに重い過去があったり抱えている現実が大変だったり…と、個々の人間性や深みを描くのは良かったのですが(←韓国ドラマの良いところだし)、肝心の『事件』の顛末に関しては、ちょっとぼやけちゃったかな…と。 うん…メイン登場人物をもう少し絞って、5、6話くらいの短編ドラマにしたほうがテーマやメッセージ性が際立ったかも。(『ポンダンポンダン 王様の恋』は全3話というサイズ感も良かったな♪) 『ハッシュ…』は、格差社会の悲哀、報道の正確性・伝える側の良心、大手メディアと政治との癒着など、題材が素晴らしかっただけに、いろんな面で少々もったいなかったような。 いや、最終回で幾つかの回収ポイントが物足りなかったのと、皆がんばったけど強大な敵(社会構造の闇)には当たって砕けたな~的印象で、あらあら…となっちゃったし。 主人公サイド、いろいろやらかして大手からはじき出されたので、動画配信で活路を開こうとする…って…。『デモクラシータイムス』さんリスペクト?♪ いや、一番吠えたいのは…。 何がどうなって局長が社長にッ??(ドラマ的に)フツーは社長一派と共倒れなのでは…。 最後まで得体が知れない雰囲気がある局長だったけど、極悪な敵という感じではなかったから、いつかは主人公たちの側に寄り添ってくれる日が来るかも…と、ひょっとしたらそんな希望を持たせる終わり方だったとか?(いや、そんなに甘くないか) まぁ、いいや。「普通に面白かった~」というだけでは、吠え日記を書こうとまでは思わないから。 (吠え日記に時間を使うな!…という意見もある) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年07月29日 21時30分37秒
[ドラマ] カテゴリの最新記事
|
|