テーマ:日常の雑談(2758)
カテゴリ:原爆と原発と
今年も『あの子』の合唱で泣きました。 長崎の平和祈念式典も毎年ラジオ等で聞きながら黙とうをするのですが、今年は『あの子』の歌が聴ける…と(申し訳なくも→)楽しみにしてしまい…。 子ども達の合唱の歌声が流れ出してすぐに涙腺決壊。本当に感情を揺さぶられる歌だと、改めて思いました。 広島の平和祈念式典でも合唱があるのですが、感じ入りつつも『泣く』とまでは行かないので、『あの子』ではどうしてこうも泣いてしまうのか…と、少々考察。 歌詞への感情移入が半端ないのは、『自分』の視点でその情景を思い浮かべるかのような錯覚に浸ってしまうから…と考えました。『誰かの思い』がスッと脳内に入って、自分の思い出の情景に置き換わり再生されるかのような感覚です。 式典などの合唱曲は、個人でなく『我ら』視点の歌詞が多いイメージの中、『誰か』が一人しみじみ『自分にとって本当に大切だったあの子』を思い出す光景を綴る歌詞は、別格の味わい深さがあるのかな…と。(曲ももちろん、歌詞にぴったり合っていて素晴らしいです) 長崎平和祈念式典 児童合唱(2018年8月9日) ↑歌詞の字幕付き動画を…とも思いましたが、やはり子ども達の合唱が素晴らしいので…。 あの子 歌碑 作詞は『長崎の鐘』で有名な永井隆博士です。 『あの子』を聴くのを密かに楽しみにしていたわりに「…あれ?今年は違う歌?『あの子』からこの歌に変わっちゃったのかな?」と思った年もあり、ある時検索して『子らのみ魂よ』と1年交替であることが判明。(↓このページで知りました) 平和祈念式典で歌われていた歌は何ですか。 あの国を招待しないのはダメだとか、だったらウチも出ないとか、慰霊・祈り以外のところで騒がしかった今年ですが、来年は世界が正気を取り戻して真の平和を心穏やかに祈るひとときとなって欲しいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年08月09日 22時20分54秒
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