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カテゴリ:角松敏生
いよいよと言うか、本格的な夏ですね~。
今年の夏も、例によって土日も無く、ましてやお盆休みなども 一切無いお仕事三昧な日々なのではございますが、それでも! やっぱり夏ってーのは、何となく楽しい感じがしますねえ。 おいら、大好きですねん、この季節。 やっぱり子供の頃から大学生まで続いた夏休みと言う掛け値 無しに楽しかった期間を思い出したりもするからですかね? みなさんも夏の空気と共に思い出す事って沢山あるんでしょうね? おいらも、これからもう少し頑張って、早くお盆休みなんかを ちゃんと取れる会社にして、caramelさんと二人で南の島なんかに 行ける様になっちゃったりするのが、当面の夢っす! うん、頑張ろう。 ってな訳で、例え、どこへも行けなくたって(笑)、夏気分を満喫 出来るアルバムを本日はご紹介です。 あ、ちょっとその前に、どこへも行けない夏ではあるのですが、 先週13日(日)、お仕事で鎌倉の由比ヶ浜に行って参りました。 もうすでに海水浴客なんか一杯いたりして、「早えなあ」なんて 思ってまいりました。仕事の依頼で、「海の家」なんぞ簡単に デザインして施工しに行ってたんですがね、朝の5時30分頃から 施工を職人さんたちと開始したんですが、海が良い感じだった のでねえ、パチリとしてきましたよ。 ◆朝6時頃の由比ヶ浜↓ ◆まださすがにあんまり人の居ない時間でんな↓ ◆んで、着工前。ただのベニヤ小屋です↓ ◆8割方出来上がり↓ とまあ、こんな感じですた。 派手なビキニで、海に向かうオネーさん方を、指をくわえて見てる、 職人さん達とデザイナー一人。(エロです・笑) 「仕事じゃなきゃなあ」と悔しい思いをしながら、浜辺で頑張っておりまスた。 で、あんな海岸線見ちゃったら、頭には、音楽が流れて来ちゃう訳で それが、こちら↓ むはははは、久しぶりですねえ、角松さんのアルバム紹介。 ってな訳で、行ってみよう! 今さら何をか言わんやですが、1987年に角松さんんが初めて出した ギターインストゥルメンタルのアルバムですね。この頃はおいらが丁度、 大学3年でイケイケの頃でしたね。ん?何がイケイケかって?ムフフ・・・・ 色々です! 笑 まだ髪もフサフサだったし・・・・(それは、もういいって・・・) 遊びも絶好調だったり、恋も絶好調だったり、ラジバンダリ・・・・す、すいません。 あ、あとアルバイトも絶好調だったり。学業は、絶不調だったり・・・・。 で、そんなこたあ、どーでも良くてですね、角松さんです。 このアルバム、特に角松さんファンと言うわけではないけども、ジャズ・ フュージョン系フリークの方々も、かなり取り上げてくれるアルバムでして、 その評価は、なかなか高いものがあるようですね。 角松さんの歌は聴かないけど、これは聴くみたいな人が多い様です・笑 次作のLEGACY OF YOUも、これまたかなり凝った作品でして、 SEA IS A LADYよりも、楽曲も角松さんのギターも、さらに進化した 凄い作品だなあと個人的には思っております。 ただし!角松さんの思惑は無視して、「夏」と言うことで、考えれば これくらい夏っぽいフュージョンアルバムもないですね。本当に、爽快な 気分になれますな。 何よりメロディが生き生きとしていて、メジャーコードでもマイナーコードでも、 角松節が存分に発揮されていて、「やっぱ、何やっても凄いわ、この人は。」 と思わせてくれるアルバムです。 参加しているミュージシャンも例によって、すご~い人ばかりですので、 サウンドメイクについても文句なしですかな。 それにしても、「女性への想い」をたどって、メロディを作り、曲名に女性の 名前まで付けてしまう、フツーならこっ恥ずかしい事をヘーキでやって しまう角松っつあんの、並外れた勇気に敬意を表したいです・爆 確かに、「女性」というものが、男性の行動力の源になるっつーのは、おいらも 男っこなんで、良くわかりますが(笑)、この大胆さが潔いと言うか、時代と言うか、 何かよろしいでんな。女性の名前を付ける事にどれほどの意味があんのかいな? と一瞬思いましたが、この辺りは、御本人さえ良ければ良いのでしょう・笑 01. WAY TO THE SHORE えー、エリさんです・笑。 この透明感のあるシンセアレンジによる始まりは、正に夏の始まりとリンクして、 十二分にワクワクさせてくれますね。さあ、始まるよん♪みたいな・笑 02. SEA LINE リエさんです。 もう文句なくかっこいい!やっぱり名曲ですな。 メロディライン最高です。この曲の伸びのあるギターサウンドを聴いて、「角松さん って、こんなギターを弾けるのね」と本当に感心した覚えがあります。 土居晃さんの乾いたドラムサウンドも良いですし、数原さんたちホーンセクションの アレンジがこれまた最高のゴージャス感をまとって、全体をシメております。 03. NIGHT SIGHT OF PORT ISLAND ミドリさんです。 タイトル通り、夕暮れから夜にかけてのプールサイドバーなんか想像させてくれます。 中間部の友成さんの、シンセがまたかっこいい。ここでのポン太さんが、土居さんと 違って、少し湿り気のある、ふくよかな音を出してまして、ミディアムテンポのこの曲と の相性バッチリですね。 04. SEA SONG ナオミよん♪ ちょっと物憂げな、インストサウンドです。この挟みの意図は何だったんですかね?笑 05. SUNSET OF MICRO BEACH サトコさんです。 シャープな出だしから、「お、アップテンポか?」と思わせて、ガクンとスローに転換する ところが憎いアレンジです。ここで角松さんの弾くナイロン弦のアコギサウンドが、重たい 夏の風の中に一瞬感じる、ちょっと爽やかな風を思い起こさせてくれますね。 06. OSHI-TAO-SHITAI アソウカオリさんです。 何で、この曲だけフルネームなんでしょ?笑。しかも「押し倒したい」なんて?爆 大変にタイトでスリリングなスタートから、アップテンポのフュージョンサウンドが展開 される、これも名曲ですね。演奏者達の息づかいが聞こえて来そうな緊張感があります。 中間部のピアノサウンドが、ちょっとシャカタクっぽいサウンドで、ここにちょっと「夏」を 感じます。それにしてもリズムといい、アレンジといい難しい曲でんな。 07. 52ND STREET アキコさんです。 タイトルを普通に考えればニューヨークの52番街って訳で、夏とは何のご縁もなさそう なのですが、どっかの島のメイン通りだったりするんですかね?さすがにわかりませんね。 ただ、シンセアレンジにR&Bっぽい節が出てきますので、ホンマにニューヨークをイメージ して作った曲かも知れないですね。 角松さんのギターが鳴きまくる、実は凄く「かっちょいい」曲です。 08. THE BASS BATTLE チャコさんです。 青木 智仁、桜井 哲夫、高水 健司という当代きっての名うてのベーシストを集めて演奏された ブンブン、ベンベンな曲(笑)。これに鳴瀬さんなんか入った日にゃあ、収集つかなくなりそうでんな。 しっかし、こんだけ最高のベーシスト集めて、演奏時間1分10秒って、そりゃあ無いでしょ? 角松さん?って言いたくなるくらい贅沢でんな。 09. MIDSUMMER DRIVIN' レイコさん。 おいらが、このアルバム中で、最も好きな曲です。このアルバムに映像を付けたレーザー ディスクでは、確か湿地帯みたいな所を、ボートで突っ走ってた記憶があるのですが、これは やっぱり真っ青な海の上を白いモーターボードに走って欲しかった・笑 メロディが沸いて出て来たのを書き殴ったくらいの勢いを感じる曲です。こういった淀みない メロディが、この頃の角松さんには、溢れてたって感じでんな。 正にドライブする時に聴く為の様な曲です。 10. LOVIN' YOU サワコさんです。 前曲から一転して、ミディアムバラードへと。 ギターだけじゃあ気が済まない角松さんが(笑)、コーラス重ねまくる曲です。 いいんですよ、ええ、角松さん歌手ですから・爆。 おいらの大学の先輩:ジャドーズの藤沢さんもヴォーカルで参加してますね。 11. SEA SONG 名前無くなっちゃうのは何故? 笑 ここまで本編じゃないんっすか?角松さん?とここで、聞いてみる・笑 何か気持ち悪いじゃないですかねえ?おいらだけですか?笑 佐藤博さんの、ピアノも角松さんのサウンドに良く合いますな。 12. JUNE BRIDE んで、CDだけに収録されたボーナストラックと言って良いですかね? これ、実はおいら、歌詞付きのJUNE BRIDEより好きだったりします。 6月の花嫁って事ですが、ちょっと夏の終わりを彷彿とさせる哀愁があったりして、 何か良いんだなあ。 という訳で、久々に角松さんのアルバムレビューなんぞしてみましたが、あの由比ヶ浜での 仕事中、ずーっと頭の中で、このアルバムの色んな曲が鳴っておりました。 それにしても、改めて聞いてみると、角松さんのメロディパワーには圧倒されますね。 本当に色んなアイデアが沸いて出てきてしょーがないと言った風に感じます。 そして、ギターへの拘りというのが、相当なモノだとも想像出来ます。 しかし、角松さんの記事だと、おいらもスラスラ~っと凄いスピードで書けますわ。 他のアーティストだと、「う~ん、う~ん」と唸りながら文章絞り出してますもん・笑 余談ですが、おいらの友人にセミプロのギタリストが居るんですが、彼と一緒に角松さんの ライブに行った時、彼が角松さんのギターサウンドを聴いてのたまった言葉。 セミプロ:「この人、ワガママでしょ?」 爆 おいら:「そこまでは、おいらには、分かりまへんわ・笑」 セミプロ:「この人に付いて行くバンドの人は、大変だわ・笑」 おいら:「何でそんなこと分かるの?」 セミプロ:「音が自己主張の固まりって感じがするんだよね・笑」 おいら:「ほえ~、そんな事わかるもんなんだねえ」 セミプロ:「でも上手いよ、ほんと上手い。ミュージシャンってこうでないと・・」 おいら:「それって、技術的に上手いってこと?」 セミプロ:「技術って言うよりは、"音楽"の上手さだね」 おいら:「・・・・・・・・・・・・・」 音楽やってる人にしか分からない事ってあるんでしょうね? 爆 本当に、良いアルバムです。 さ、角輪のみなさんもCDラックから、たまには引っ張り出しませんか? P.S 何か夏っぽいシリーズやってみようかなあ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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