着物屋さんの戦略
バイトの面接、説明会に行って来た。募集内容は『着物の展示会の案内』となっている。日給13,000円で高いし、何かあるな・・・とは思ったけど、着物の勉強になるかもといちお応募して行ってみる事にした。午前10時より説明会スタート。全部で20人ほどいただろうか、今日はこの午前の部と午後2回の説明会があるらしいので50人ほどは応募してるのか?先月も長崎で展示会やってバイトを雇ったらしいが今回も応募した方はいない様子。しかも、3日間展示会をするのにバイト応募が多数のため1日限りの仕事とする事が告げられた。う・・・ん、おかしい・・・。疑問その1・こんな割のいいバイト、前回やった方がいないのはなぜか。疑問その2・段々接客が上手になるだろうに1日限定って?そして、仕事内容の説明。1、受付2、片付け(着物や帯を畳む)3、広告配り(20枚ほど)で、この「3」がメインの仕事と言う。なーるほど!!しかも5人来たら(買わなくても)給料5千円UP。この説明のあった時点で帰りたかったがそうもいかず次の面接へ。幸い、待つことなく1組目に入っていたためはっきりと親戚や知人に着物好きがいない為、展示会に一人も呼べない。と言うと、履歴書に張った写真を返してくれ「残念ですがこのお仕事はムリですね」と言われ会場を後にした。いっしょに面接を受けた女性2名は「親戚やら知人やら5人は集められる」と言っていたが来たら絶対手ぶらでは帰れないだろう。紹介者のあなたの顔もあるし・・・。これが着物屋さんの展示会バイト集めの戦略。なんだか着物屋さん、歪んでない?上手い話にいいことはないな・・・とつくづく感じた一日だった。