カテゴリ:販路開拓
こんにちは(^O^)/
美容事業経営コンサルタント 中野啓子です。 先日行った「うまさぎっしり新潟 食の大商談会」でのことです。 「商談会」なので、来場するのは基本的にバイヤーさんがメインです。 そこを私は、新潟にはどういう食材を販売しているどういう事業社さんがいるのかが知りたかったので、視察に行ったのです。 いろいろお話を伺っていると、私自身が「どういう事業をしているのか?」と聞かれることが多いです。 正直に「経営コンサルで、(公財)にいがた産業創造機構の派遣専門家です。」と答えるわけです。 「ご指導が必要でしたら、ご用命ください」というと「販路さえ作ってくれさえすれば、指導なんかいらないよ」という事業社様がいらっしゃいました。 こういうところに出展する事業社様のほとんどがそういう考え方なのかもしれません。 出展事業社様のほとんどが、「流通に乗らない」「売り先が見つからない」というお悩みをお持ちでした。 どの食材も、めったに口にできないようなとても美味しい商品でした。 それなのに、なぜ、売れないのでしょう? 販路がないから、首都圏で年に数回程度のイベントを主催してもらって、そこで販売につなげたいのでしょう。 それでは、定期的な売上確保にはなりません。 安定した売上を作るためには、常設している小売店や代理店と取引契約をする必要があります。 全国には今年7月時点で合計22,217店舗のスーバーがあります。 毎日1店舗で1万円売れるとします。 1店舗で1か月に30万円、年間360万円の売上になります。 2店舗なら、この倍、10店舗なら、この10倍の売上が見込めるのです。 1年にイベント数回、1回1万円売るのとは雲泥の差です。 なぜ、「販路がない」=「小売店が買ってくれない」のか? それは単純にバイヤーから「売れない」と判断されているからです。 「売れない」と思われるなら、「売れない」と思われる要素をつぶしていくしかありません。 では、小売店で取引してもらうにはどうしたらいいでしょうか? まず、商品の訴求内容がお客様に届いていないといけません。 商品のパッケージが商品内容をきちんと伝えられているのか? パンフレットの表記がきちんと商品説明できているのか? その文言はお客さんに理解できるように伝わっているのか? お客さんに商品の存在を知らせる告知ができているのか? などなど、商品が売れる要素を積み重ねていく必要があります。 「販路をつくる」ということは、「売場」を作るのではなく、「売れる要素がたくさんある商品をつくる」ということなのです。 自己満足の商品ではなく、お客様に伝わる商品を作る必要があるというわけです。 お客さんに売れる要素は何でしょう? それは、個々の商品によって違いますね。 それを伴走して一緒に解決していくのが、コンサルタントの役割なのです。 第76回広報勉強会 【テーマ】テレビでPRする方法 【日時】9月26日(木)18:30~20:30 (受け付け開始は18:15) 【会場】きゅりあん(品川区立総合区民会館) 東京都品川区東大井5-18-1 【定員】10名(残席5名様) 【参加費】1名様 3,000円(事前にお振込いただきます) 内300円は東北復興支援として一般社団法人起業支援ネットワークNICeを通して寄付させていただきます。 【 お申込み〆切り】9月24日(火) 参加希望が定員になりましたら、事前に〆切らせていただきます。 詳細・お申込みは↓ マスコミ掲載実績はこちら・・・ご参考に↓ 広報勉強会および広報セミナー参加社様の取材掲載実績↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 8, 2019 09:04:15 PM
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