カテゴリ:薬事法
こんにちは!
美容事業経営コンサルタント 中野啓子です。 前回のブログで「身体の除菌に使っていいアルコールの種類」 について書きました。 テーブルやモノを除菌するアルコールは 身体に使わないほうがいいというお話です。 それと似た感じで気になるのが、 今日の表題である食品添加物のくくりのアルコール製剤です。 そもそも「食品添加物のアルコール製剤」って何? ********************** アルコール製剤(食品添加物)は、エタノールを主剤とした食品添加物製剤で、食品の制菌・日持ち向上や食品加工機械や調理器具の除菌目的で多くの食品取扱い現場で使用されています。 食品については、食材への練り込み、漬け込みや噴霧する方法で使用されます。 また、食品加工機械や調理器具については、これらに使用されている金属に対して腐食性が少ないことから、直接、表面に噴霧したり、或いはアルコール製剤(食品添加物)を含浸させた不織布等で拭きあげる方法で使用されます。機械など分解が困難な場合でも噴霧して使用できることから広く使用されています。 食品加工機械や調理器具に使用する場合は、あらかじめ界面活性剤やアルカリ剤などを主剤とした洗浄剤で十分汚れを取り除いてから使用することが大切です。そうすることにより、アルコール製剤(食品添加物)の除菌効果を有効に働かすことができます。 また、この製剤は、エタノール以外の成分(副剤)も食品素材や食品添加物なので、安全性は高いといえます。 ********************** 要約すれば、食品の添加物だから安全という説明ですよね。 「食品加工機械や調理器具については、 これらに使用されている金属に対して腐食性が少ない」 とも書いてあります。 食品や金属を腐食させないアルコール・・・って、 手指・身体に使っても大丈夫なの? 手荒れはしないの?って思いますよね? でも、手荒れ防止の保湿効果は書いていませんよね? 手指用のアルコールとは違う点です。 たまたま入ったお寿司屋さんのカウンターに置いてあったのですが、 食品加工機械用アルコールをお客さんに使わせているんですよね? このお寿司屋さんは悪気があったわけではなく、 お客さんには手指用アルコールを 提供しようという意識がないだけです。 私はお店のカウンターにあった このアルコールは使用しないで、 バッグにいつも入れている手指用の 携帯除菌ウェットシートを使いました。 これ以上、手荒れをひどくしたくありませんので。 美容事業の経営支援へのお問合せはこちらから お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 15, 2021 09:07:05 PM
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