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カテゴリ:日常雑記
池田晶子”フィジカル・パンチ”(文春文庫・570円)より。
”黙って感じながら生きてゆくこと、その重みに耐え切れなくなったそのときにこそ、 私たちは芸術というあれらの表現をもつに至るのではないでしょうか。 その限り、哲学もまた芸術の一様式であるといえましょう” いま僕が感じていることにすごく近い考え方なので驚いた。 池田晶子といえば、僕にとってはメーテルだな、と思っていたが、 こうして孫引きしてみて字が”昌子”ではなく”晶子”であることに気がついた。 朝日新聞3月6日付け”早川義夫さんのポケットから”より。 もうひとつ同じところから引用。 ”芸術は色気でしょ” ”前衛的って、ちょっと田舎臭いですよね” 瀬戸内寂聴・山田詠美”小説家の内緒話”(中公文庫・500円)より。 このあたりも、僕が感じている本音の部分にかなり近いささやきだ。 早川さんの慧眼、ただものではないものを感じる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.03.06 10:26:17
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