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テーマ:石ノ森章太郎(4)
カテゴリ:漫画
最近まんだらけ名古屋店で、石森章太郎・竜神沼サンコミックスs43年刊、を購入。
故藤子・F・不二雄が舌を巻いたという石ノ森の読書量や博識、そしてなによりマンガへの情熱が伝わってくる傑作だ。 響鬼。 鬼というと、個人的に印象深いのは、永井豪”手天童子”だが、 華麗かつ生命力にあふれた永井作品に対し、石ノ森テイストでの鬼は、 もう少し翳りを帯びたものとなったはずだ。 だが、紙面から感じるある種の絶望とは違い、TVを通した石ノ森は、 逆に解き放たれたような自由がある。 レッドビッキーズ。キョーダイン。ちゅうかなぱいぱい。ロボコン。 そのころの石森マンガは、正直コドモだった僕には、ちょっと大人向けかな、という 思いがあった。読めるんだが、ものすごい思い入れはちょっともてない、という。 だが、TVというフィルターを通して見えてくる石森ワールドは、コドモwelcomeの世界だった。 響鬼。おやっさん役を立花、今日出てきた名前で本郷、なんてかんじなので、 初代ライダーの世界とのつながりも構築しようということだろう。 2人目のライダー(これはすでに”竜巻”なるバイク(というか変身前の機体)も出てきたし)も出て、これからの展開がなかなか楽しくなってきた。 主人公の細川氏、ノンノボーイフレンド出身の芸能界10年目、岐阜出身、ということだが、最近TVに疎い僕は初めて知ったタレントだ。 イメージとしては、俳優座や文学座出身という感じだった(演技うまい)ので、ちょっと意外。明日夢君もなかなか演技がうまい。 というか彼の演技が本作のキイを握るわけでもあるし、 下手な役者(子役?)はつれてこれないもんな。 神戸みゆきも、この時間ロボコンでゲスト出演したときがなつかしいところだ。 クウガの前だから久しぶり。ロビンちゃんもファムで出たし、手塚のオールスターシステムならぬ、石ノ森特撮オールスターシステムといったところか。 特撮好きはこんなことが愉しめるんですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.03.06 15:38:38
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