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2010.07.09
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カテゴリ:映画・DVD鑑賞
映画をここのところ続けて見ました。
タイトル2つの映画どちらが先でも良かったのですが、上映スケジュールの都合でまず「孤高のメス」を見ました。

            

今では脳死移植は数こそ少ないものの実際に行うことの出来る手術ですが、物語の1989年当時はまだ日本の法律では認められていない手術です。
↑のことくらいしか知らなかったから、スタンドプレーの医師の物語かと思って見ましたが、これがこれがもう~いいお話で、「世の中のお医者さんがみんなこういう理念で仕事していたらな~」と思いました。
この先生のように完璧には出来ないけれど、自分自身も仕事に対して襟を正そうと思わせてくれた映画です。

で・・・最後に疑問に思った事があるのですが、見ていない人にはさっぱりな疑問なのでスルーしてください^^;

弘平君がさざなみ病院に勤務することになって院長先生を待っていましたが、おそらく院長は当麻先生ですよね?
確か、弘平君のお母さん浪子さんは、勤めていた病院で倒れたのに適切な処置を受けることができなかったって、当麻先生がいるのにこんなことになるのかなーとふと疑問に思ってしまいました。
それとも浪子さんが亡くなってから、当麻先生は院長として戻ってきたんですかね?





そして、1週置いて次に見た映画は「告白」です。

            

こちらは原作を読んでいまして考えさせられる内容だったから、きっと暗い気持ちになるから見るの止めようと思っていたのに、映画予告のCMを繰り返し見ていたらあのシーンはどこの場面だろうと気になり、内容でなく映像が楽しみ(殺人話に楽しみという表現もどうかと思いますが)になってしまい見に行きました。

しかし、見終わった後、なんと表現していいのか・・・・・・・と。
後ろの列にいた20代の女の子達が「あー、胸くそ悪い」と話しているのを聞いて、‘言葉は悪いけど確かに表現ぴったりだな’と思いました。

話の内容が内容だけに、初めから楽しい気分で終わる訳ないのはわかっていましたが、本で読むより映像になることで、想像の中での出来事だったことが生身の人間・中学生が動くことによって一気に現実味を帯びて、私はいろんな意味の怖さを感じました。(人を殺すのはもちろんだけど、例えば、先生の告白を聞いているシーンでの中学生の態度が実際もあんななのかと思うと、怖いとかね)
そして、私の想像力がいかにショボイのかってことに気づかされてしまった雫(やっぱり殺人とかリアルに想像できてなかったし、ってそれが当たり前だよね!?)

ただ凡人の私には、どうして映画化する必要があったのか、何を感じ取ってもらいたかったのか、すみません、わかりませんでした。。。。。後味の悪さだけ残りました。


映画を見終わった後のモチベーションが真逆な2本の映画で、どうせなら孤高のメスを後から見ればよかったな・・・





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Last updated  2010.07.12 14:39:24
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