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2005.01.25
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カテゴリ:芝居・舞台
映画、、といっても2003年に歌舞伎座公演のデジタル上映。
おそらく初の試みで、少しでも多くの人に気軽な値段で観て欲しい、、という勘九郎さんの思いが実現したそう。
十八代目中村勘三郎襲名記念上映。

野田秀樹作・演出&勘九郎。

最初にいいます。
ここ数年の中で、一番声出して笑って、終わった後、文句なし「面白かったね~」とずっと盛り上がってしまった。
二人で大絶賛。

上映はじまって10分で、実際の公演みたかったな~とやはり映像であることの物足りなさを感じたような気がするけれど、
途中からそんなことは関係なし。
公演時の観客の声も入ってるから相乗効果もあってか、
思いっきり声だしてわらって、足ならしてしまう。

歌舞伎でこんなコミカルな演技を楽しんでる女形みたことなくて、
女形で笑い、勘九郎の演技で笑って泣いて感動させてくれる。

いや~!ほんとにっ面白かった。

野田演出であるゆえ、言葉遊び、だじゃれあり。かなりひつこいから“はずし”てるのもあるけど、
そこは勘九郎率いる演者のキャラで、聞き流す目ももちはじめる。
動きも案外フットワーク軽く、活舌よろしく、でもちゃんと歌舞伎テイストも忘れてない。
案外野田さんの歌舞伎もありかもしれない。
勘九郎は本当に本当に上手い。動きも軽いし、愛嬌あるし。
野田さんの芝居の主演者と比較してしまうと、
やっぱり一枚も二枚も上。
バランスとれてるな~、、ほんとに。
プラス、あの動きでずっとでずっぱりだから、汗がだらだら。
最後の見せ場の迫真演技からはじまって、もう一人前の息子達と共演してるんだ~なんて思ったり、カーテンコールでほっとした顔みせちゃったりすると
もう~っ、応援したくなる。
(歌舞伎ってなんかそんな気持ちになるのよね。不思議)

こんなことできちゃうのも、野田&勘九郎ならでは。

東銀座の東劇で、2月4日まで。
当日券2000円 前売り1800円(ぴあで購入できました)
全席指定で席指定は劇場で。
(といってもそんなに混んで無いので普通に映画みにいく感覚で行って大丈夫だと思います)
コメディ?!テイスト溢れるこの作品。歌舞伎見たことない人も是非おすすめです。

松竹映画「野田版 鼠小僧

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十八代目中村勘三郎襲名公演も行きたいけど、取れないし、高いんだよね、、、う~む。


ようやく「ダヴィンチコード」を読みはじめたけれど、これもかなり面白い。
映画やら芝居やら本やら面白いのにハマるとこの上なく嬉しく豊かな気分になりまする。ヽ(*^^*)ノ





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最終更新日  2005.01.25 23:11:51
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