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テーマ:最近観た映画。(40094)
カテゴリ:映画
地味な賞を沢山もらってるこの作品。
カンヌでは、“オリジナル視点賞”受賞。 ウルグアイは、ブラジルとアルゼンチンに挟まれた南米の小国です。 ウルグアイのさびれた靴下工場を親から受け継いだ無口な経営者ハコボ。 そこで働く地味~で真面目な中年女性マルク。 ブラジルで同じく靴下工場をやって(おそらく成功して)いる陽気なハコボの弟のエルマン。 ずっと介護していた母が亡くなりお墓を建立することになって久しぶりに疎遠にんっていた弟が帰国してくる。 そこでハコボは、マルクに弟の滞在期間中だけ夫婦のふりをしてほしいと依頼し、マルクはあっさりと引き受ける。 で、奇妙な3人生活がはじまる。。。。 いろんな思いが交錯するけれど台詞はけっして多くない。 南米版のアキカリウスマキ!と評価した米雑誌があるらしいけれど、 美男美女がいない。表情がない。画像が暗い。無表情な笑いっていうか人生の哀しさとか可笑しさとか表現している点では 確かにそうかも。 個人的にはこの手の映画はあまり得意じゃない。 だから前半映画館でちょっと眠くなった。 でも不思議と後半からマルク役の女の人、可愛くみえてくるから不思議。 なるほど受賞している賞の中に主演女優賞が多い模様。 好きな人はきっと好き。 この作品をつくったのが30歳の監督らしいけど、、渋いなあ。 ちなみに「ウィスキー」。 タイトルからして中年3人で飲みかわしたり、、というシーンがでてくるのかと思いきや、 ウィスキーは、チーズのこと。 といっても写真とる時のかけ声、 “はい、チーズ”が“はい、ウィスキー”。 き~でニコっと笑うところも楽しんでください。 ん?よく考えると日本にチーズって、最後「う」だから口がすぼまって笑顔にはならないじゃないっ。 なんでチーズなのかしらん。 「ウィスキー」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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