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カテゴリ:映画
放埒三昧な父を持ち、同じ不動産の裏ブローカーをやっている主人公。
そんな裏社会に身を置きながら、 偶然昔の恩師に会ったことをきっかけにオーディションに向かってピアニストの夢を追いはじめる。 父子の愛憎、友情と裏切り、夢を追う苦闘とたちはだかる現実。 上手く弾くだけじゃない表現者としてのピアノ演奏。 本当に純粋にピアノを弾きたい、仕事よりもピアノを優先したいという彼の気持ちの力強さがすごく出てる。 暴力に使う手、恋愛に使う手、ピアノを弾く手。 その手がそれぞれ力強くあり、でもなかなか繊細になれない。 孤独のようで孤独じゃない、いや孤独なのか。 フランス映画だけれど、濃くて強くてスリリングな要素もある映画でした。 (後半ちょっとわかりづらいところもあったかな、、、元ピアニストの母親の話がもうちょっと欲しかった気も。) 108分 フランス映画 2005ベルリン映画祭銀熊賞(最優秀音楽賞)受賞作品。 「真夜中のピアニスト」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.02.19 19:43:18
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