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カテゴリ:映画
野田秀樹演出 中村勘三郎主演の歌舞伎を映画館上映したもの。
歌舞伎を映画で?と思うけれど、 カメラワークばっちりで、舞台の臨場感が結構でてて、これが結構面白いのです。 歌舞伎、、といっても、本当の歌舞伎と比べたらちと違う。 野田秀樹ならではの、早口な台詞まわし、軽快なフットワーク、言葉遊び(ま、だじゃれかな)などなど これを、歌舞伎役者達が、思いっきり楽しんで演じてる、、、っていうのが楽しい。 今回のこの話は、仇討ちを美談仕立てにしてることの風刺で、 内容もかなり遊んでる感じ。 前回も思ったけれど、やっぱり歌舞伎役者さんの発声はすばらしくて、 あれだけ早口な台詞なのに、 最近の野田地図の公演で思ったような、台詞が聞き取れないぞというのはほとんどない。 あと、今回市川染五郎がでていたけど、彼はやっぱりプリンスなのだなと、 しみじみ思うような存在感でした。 歌舞伎がどうとか、ストーリーがどうとか、ふざけすぎじゃないかとか、 そんなことひっくるめて、 やっぱり演じてる人が楽しんでいるのが、とにかく楽しくて、 で、「くだらない~」とゲラゲラ笑ってしまう異色の作品。 次回にも期待しようっと。 とにかく福助は“あっぱれ”。 「シネマ歌舞伎 野田版 研辰の討たれ」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.01.20 23:48:33
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