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2008.02.24
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カテゴリ:映画


スペインの内戦で優しかった父を亡くし、美しく身重の母は、独裁政権下で指揮をしているまさに独裁のシンボルのような大尉と再婚する。

残虐なファシストと対抗するレジスタンスの戦いという恐ろしい現実の中で、
少女オフィリアは、妖精に導かれ暗い森の中で秘密の入り口をみつける、、、、。

妖精、ラビリンス、ファンタジーと聞くと、
個人的にはあまりみることのないジャンルなんだけれど、
この映画は、幻想的なありえない部分とありえない残酷のリアルさが融合した
そして“ラビリンス(迷宮)”というのが納得できる不思議であり独創的な映画。

映像も美しく、美術もあきさせないキャラクター(といっていいのかわからないけど)がいたり。
目を覆いたくなる残虐シーン(PG-12指定)もあり。

おとぎ話は、実は残酷なストーリーが多いというけれど、
耐え難い現実の悲しさ、現実逃避かもしれないファンタジー、
だからこそ不思議でリアルで、
映画だからこそ表現できるのかもしれないのかも、、と思ったり。

この映画、面白かったです。

手に目のある怪物は、人気がでそうです。


公式サイト「パンズ ラビリンス」






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最終更新日  2008.02.24 14:31:53
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