イージー★ライター

寺山ワールドで美輪ワールド。

一度みてみたかった美輪さんの舞台。
「大ファンなんです♪」という同僚がチケット取ってくれました。
しかも前から2列目。（照れます）

ポスターをみたら、これまたインパクトが。



正直、独特な世界観なんだろうな～と、
極彩色豊かだったり、その美学であったりをまずは経験、、なんていう気持ちがあったりしたんですが、、、、

観劇後、、、、、感激（ってだじゃれいってる場合でもない）

正直、すごく面白かった。

誘ってくれた同僚は、自分もはじめてみたらしいんだけど、
他の作品よりもかなり異色を放っているってことでとまどってて、
前半終わって、私の反応がかなり気になったみたいだったけど、

本当に、面白かったし、うまいな、、、と感じさせる舞台だった。

全般的にアングラテイスト漂う、エロ、グロ、見せ物小屋っぽさ（っていっていいのか）、猥雑さが漂っていて、
確かに独特な世界観。

休憩はいって後半からの展開と、
最後かくれんぼで終わるところで「まいった」。

こういっては何だけど、うまい、、、、と実感。
そして、吉村卓也さんのあまりにも純粋な顔立ちと体当たり演技が、これまたうまい。

映画じゃなくて、舞台でこういうの観れるっていうのが、
少し驚き。

いや、舞台っていうより、
前から2列だったってことで、演者の表情がみれたこともあるのか、
途中からドラマ撮影を間近でみているような、
舞台独特の芝居がっかった感じが全然ない不思議な感覚だった。

寺山修司作品も初めての経験だったんだけれど、
終わり方を観た時にそれまでの猥雑さがしまって、
美輪さんのために作った作品っていうのがなるほどなと思える、
包容力のあるストーリーだったんだな、、、と感じたりした。

いや～、これだけ自分が面白いと感じるとも思ってなかったので、
びっくりしつつ、心から拍手。

同僚は、「是非他の作品もみてください～」と
どちらかというととまどった作品だったみたいだけれど、
とりあえずこの作品は非常に面白かった。うん。