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テーマ:最近観た映画。(40095)
カテゴリ:映画
引き続きデカローグ。
うぶそうな若い青年郵便局員が、向かいのマンションに住む大人の魅力たっぷりの女性アーティストの部屋を毎晩望遠鏡でのぞいて、いやみつめてる。 彼女に会いたい一心で、偽の為替通知を発行したりして、 郵便局の窓口に来るように仕向けたり、 牛乳配達のバイトはじめたり。 で、ついに“ぼくあなたのストーカーです”的な純粋な告白をするんだけど、 (こんな言葉ではないけど) そこから、意外な展開と、意外でない展開が巻き起こり、 最後の台詞で、“ある愛に関する物語”の意味が濃くなる。 2転も3転もして、最後の一言まで計算されてる。 ほんと、この10話、短編小説集で出してくれないかな。 この第6話の終わり方は、今回観た中で一番おおっと思ったかも。 正直、全部決して明るいとはいえないんだけど、 人間が抱く感情をつついてくるっていうか、 繊細だけど繊細にみせないところが、興味深い。 ん~。いい。 ほんと、なんでだろうな。言葉がそう思うのかな。 小説読み終えたような感覚がなぜかある。 この監督の作品「トリコロール」も「ふたりのベロニカ」もみなくちゃ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.10.31 01:06:53
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