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2010.05.30
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カテゴリ:映画
1週間位、微妙に体調を崩してしまって、予定をいっぱいキャンセル。
週末のゴルフもキャンセルして、
真剣に治さないと、、と思っていたものの、じっとしててもなんだかだらだらしてる気になり、地元の映画館へ。こういう時ビデオだと寝ちゃいそうなんで(汗)


で、やっていたのが、とっても古いこの映画。
1959年 フランソワ・トリュフォー監督の長編第一作。
といってもこの監督の作品を観るのははじめてでした。

パリの下町に住む13歳の普通であったろう少年は、学校ではいたずらばかりして、先生に目をつけられt、家に帰るとよく喧嘩している共稼ぎの親の間で、家の手伝いをちゃんとしてる。
でも、ある日学校をさぼって母の浮気を知ったりして、そのあと、家出を繰り返し、盗みも働いて、少年鑑別所に入れられてしまう。

ん~、その盗みをしたりするくだりに違和感があるような、冷静だし、見た目もごく普通の少年なんだけど、その多感な少年期の心情がエスカレートすると、こんなことになってしまうのかなと。
実は父は母の再婚相手だったりもする。

話の展開とは別に、少しせつない。
別に親は虐待するとかそんなことは全くないし、
好きな映画に連れて行って喜ぶ顔をみて喜んだりするけれど、
生活の優先順位の上位に子供がいない。うまく子供が作用しないと
すぐあきらめてほうりだす発言をする。
傍からはきっとわからない、たぶんかなり孤独な13歳。

それでも最後は、
たぶん、この子はたくましく生きるんだろうなと思わせるシーンで
終わるのが、ちょっと意外だった。

でも、実はトリフォー監督の自伝的?作品ともいわれているそうで
ちょっと納得。

そうそう、モノクロなのに、それを感じさせない映像。





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最終更新日  2010.05.30 23:45:30
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