「グッバイ レーニン!」これ好き!!!!
久しぶりに映画館に行くぞ!という気合いのもとに、選んだのがこの映画。恵比寿ガーデンシネマは、駅から遠いからなかなか足が向かない。前回観たのは遠い昔、「ベント」。「ベント」観た人どのくらいいるかな。ナチスに迫害されてた同性愛者の話。接触しないセックスシーンが圧巻。ものすごい印象に残ってます。そういえば、最近、椎名桔平が舞台でやってました。って、毛色の違う映画の説明を先にしてしまいましたが。「グッバイ レーニン!」は、東西ドイツ統合の時期の東ドイツのある家族の話。社会主義活動を率先している母が反体制のデモ活動に参加している息子をみかけ心臓発作で昏睡状態になる。その8ヶ月間の間に壁が壊され、ドイツは大きく変わった。昏睡状態から冷めた母は、なお心臓の負担をかけてはならない状態にあり、決して社会主義が終わったと悟られてはならないと察した息子は、身の回り全てテレビのニュースまでまだ社会主義が存続しているかのようにふるまう。事態に疑問を抱きつつ、自分の国への思いを考えつつ、ドイツ統合の日を迎える。子供達は、まさに状況に適応できてた。ただ社会主義に没頭していた母や国をすごく愛してるのがベースにある。共産主義!統合の時期の東ドイツ!っていうと政治的内容が強いのかと思いきや、この映画、結構笑わせてくれる。主役の男の子と彼女ララ役の子のペアが結構好きな感じ。笑顔がとてもいい。資本主義の参入で東で作っていたもの、ここでは、ピクルスとか珈琲とかジャムなんかがあげられてるけど、そんな短期間でなくなるもんなのかって感じだし、貨幣も使用できなくなり、洋服も派手になる。バーガーキング、コカコーラ、、っていうのがありえなかったわけだから。冒頭、宇宙飛行士ネタから入るんだけれど、ほんとに小さい星の小さい国の狭義だったんだよっていうメタファーも効いていて全体のまとまりもいい。車が走って急停車するのにへんな早送りつかってるのはなぞだけど、要所要所楽しめて、え~終わっちゃうの、もうちょっと観たいぞって思う感覚をもった。作り手もいろんな思い入れがあると思うし、私、こういう映画好き。これはね、、、いいよ。うむ。因に、ドイツ統合の日。ドイツいました。でも、1週間前にベルリン入っていろんなものみつくした後、統合の日に近付くにつれて物騒になってきて、ケルンに移動して、ケルンで12時のカウントダウン聞いてました。正直、まだ若かったからか(?!)認識が薄くて、ミュンヘンでオクトーバーフェスト(ビール祭り)参加するんだ!っていうお気楽ぶりだったんですけど。ベルリンでは、のみの市で、壁を打っていて、大きなブロック”買ってきて”いくつかに崩してお土産にまわりの人にあげたら喜ばれました。(因に東側の方が高値でした。)統合の映画といえば、「ドイツ チェーンソー 大量虐殺」って映画、、知ってる人絶対いないでしょう。六本木俳優座で短期上映だったし。統合の年、東の混乱でチェーンソーもって殺しまわるお話。これが持って走りまわるから結構笑える。低予算ぶりはあきらかなので、リアル感がなく、グロい部分も安心してみられます。(これが3流映画のよいところと個人的には思ってます。3流ならホラーもみれます。笑)公式サイト(↓正直flashがちょっとウザイ)http://www.gaga.ne.jp/lenin/****************冒頭で書いた通り、恵比寿は駅から遠いからどうも足がとうのいてなかなか行かない。ウッディアレンの映画なんかもここでよくやるけど、ひたすら下高井戸にこないかと待ってたりする。で、久々に行くと、妙に街が新鮮に思え、なぜか購買意欲が上昇。エリオスのパスタを美味しくいただいた後、三越を物色。3階の本屋の脇にhogli,アレッシ、コジオルの雑貨に指を加え、2階のブティックで好きなテイストのブランド発見!試着しまくり。でも買わなかった。(今日は。)しかし、何故か勢いで、クッションを買ってしまった。だって、つかんだ感じが面白くて可愛いかったんだもん。全然動物好きでもないし、ぬいぐるみ好きでもないんだが、なんとなく癒し感かしら。かなり可愛いっす。因にこれ↓ガーデンシネマでやってた予告の「ソニー」(ニコラスケイジ監督の男娼の話)と「ヴェロニカゲリン」(アイルランドの殺された女性記者の話)がかなり気になったし、恵比寿も久しぶりに行くとなかなか楽しめそうなので、また足を伸ばそうかなと。しかし、ひとつ難あり。ガーデンプレイスって、三越は、7時半までらしい。早すぎる。大概店はすいているらしく、週末でも余裕で試着できますよとお店の人のお話。駅にはアトレもあるし、本屋もアトレの方が充実してたし、やっぱり、しょっちゅう電車でいくには面倒だわ。なんだか、さぼりがちだったからか、映画を観れた勢いか、ものすごい長い日記になってしまった。たぶん、この日記はじまって以来の長さです。ここまで読んでくれた人。素晴らしい。ヽ(*^^*)ノthanks.