映画「ハゲタカ」・・再生へのバトン
ハゲタカ■ラストシーンは「仁義なき戦い・頂上作戦」のラストを見習うべしにトラックバックさせていただきます(是非ご覧下さい)コメント欄にも書き込ませていただきましたが、私は6/20時点で7回鑑賞済みですが、ついに涙腺決壊(苦笑)判った!と実感できたのは鷲津の心境推察始めた当初は自分のための戦いだった今回のディールが劉一華からのバトン(物理的には再建案やアカマへの想い→最後の電話だけれど、ターニングポイントは「お前は・・誰なんだ!」と迫ったときの劉の哀しそうな視線助けて欲しそうなあの哀れなあの目だったような気がする)を受け取ったことで彼への理解(かどうかまだ判断できないけれど・・「あいつ(劉)は、あなた(芝野)ですよ」)へと昇華し、芝野にバトンを受け渡し、最後に「見に行きますよ。焼け野原を・・・資本主義のね」という今後への想いにまで結びつく。「再生」という言葉は出てこなかったけれども、今回もドラマ版と同様ちゃんと結びついているんだな!っと!むくれてた最初の場面からは想像付かないほどの変わりよう・・・。「オレは(劉)・・あんただ(鷲津)」と得意げに言った劉が途方もなく愛おしくなってきて・・撃沈(笑)「クソがつくほど真面目だ」と自分が言っておきながら彼の故郷を訪ねてしまい、劉の無念ささえも自分が背負おうとする実直さ、真面目さ。同様に劉からはもう一つのバトンが守山に託されていた。「拾え!!!」守山に言い放ち、引きずり回す劉。あの時何かが劉から守山へ託されたのだとしたら・・・劉ははじめ守山に「戻れ!」と言ったはず。もう、元の派遣工に戻れる筈もないのに(古谷社長「信念のあるヤツは必ず問題を起こす」?だったっけ?)そこに論理的な根拠は存在しない。けれど・・・間違いなくアカマのDNAは守山に託されたのかも知れない・・・何よりの形で一見しただけではこの映画の敢えて書きますが「面白さ」というのはこれっぽっちも判った気になりません。まだまだ観足りない!!そんな想いが沸々と燃えたぎる映画「ハゲタカ」映画館でとくとご覧あれ!!!仁義なき戦い 頂上作戦TB元が書かれていた作品はコレです。機会があればご覧下さい。