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カテゴリ:映画
メディアを利用する警察側、メディアと精神異常を利用し名を売り有名人になろうとする犯人側、暴力を取り上げ視聴率を取ろうとするメディア側を描いた三つ巴現代社会派サスペンス。 ストーリーはニューヨーク。殺人課刑事のエディ(ロバート・デ・ニーロ)はメディアを利用して犯人逮捕に結びつけ名をあげてきた。また、メディアもエディの人気を利用し視聴率を稼いできた。 ある日、男女2人の焼死体が発見。現場に駆けつけた消防局放火捜査官ジョーディ(エドワード・バーンズ)はエディと出会い。2人はこの焼死体が殺人隠蔽の放火ということに気づく。やり手のエディに興味を持ったジョーディはその捜査方法に付き合わせてくれと頼むが…。 犯人役のチェコ人エミール(カレル・ローデン)とロシア人オレッグ(オレッグ・タクタロフ)の2人のイカれ具合はきてるね。エミールのキレたらすぐ殺しちゃうという単細胞さと狡賢さはありがちなキャラクターだがやはり天然な奴オレッグには勝てねーよな。エミールの誤算はオレッグよりも自分の方が頭がいいと思っていたところだね。 メディアや名を売ることに興味を持たないジョーディ役のエドワード・バーンズいいねぇ。またあの坊ちゃん風の情けない顔の半人前面がたまりません。 特別出演でエスコートサービスの経営者にシャーリーズ・セロンも出ている。 ■ここから先はネタバレあり注意■ いつものようにデ・ニーロが渋い熟年刑事を演じていたが、まさか話し半ばで死ぬなんて!まさにデ・ニーロ目当てで映画を見ている奴ほどどんでん返しな展開だった!「エグゼグティブ・デシジョン」と言い、なに?最近こういうのが流行ってるの?!(笑)ニコレット(メリナ・カナカレディス)プロポーズを決めていた幸福の時間に訪れた悪夢。絶望を味あわせる効果が上手い。 すべて大袈裟に作っているようでやたらリアルな映画だ。 劇中に出てくる「テレビに映れば、誰もが15分間は有名人」というテーマは画家アンディ・ウォーホールの言葉。 ↓最近日本の報道合戦もひどいなぁと思う。特にインタビュアーの言い方 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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