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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:映画
私に脱獄の素晴らしさを(←おい!)教えてくれた作品。もう大好きな映画なのです!!ニヒルでクールなイーストウッド作品の中でもかなり1位、2位を争うお気に入り。 ストーリーは34年開所63年の閉鎖まで脱出不可能と言われたアルカトラズ刑務所。断崖に囲まれ潮流は水温が低くとても泳ぎきれない。 そんな難攻不落の刑務所にモーリス(クリント・イーストウッド)が送られてきた。しばらく大人しくしていたモーリスだったが、ある日、通気孔の編笠が錆びていて周りのコンクリートも老朽化していて脆くなっていることに気づき…。 ガキの頃見たのでちょっと不明瞭な部分があるが気にするな。私の脳裏に焼きついたシーンは数知れず。もちろんこの映画の一番の面白さは脱獄の準備段階。念入りに丹念に実際に約2年と少しの期間をかけて脱獄準備をしたらしいのだが、そのプロセスがほとんどこの作品の要になっている。 食堂からスプーンを持ち出し(その持ち出し方一つにも看守を欺いている)コンクリートを削りそのコンクリートの砂屑をズボンの裾に隠して運動場に捨てたり、金属の破片が必要になり作業場から盗み出すのだが金属探知機に引っかかるのでもう一つ囮で金属を持っていたり、何よりドキドキしたのはコンクリートを削る時間を長くしたいため人形の頭部を作りベッドに置き、夜通しで掘るのだ。しかし、そこに看守が!!人形の頭に手をかけるが…って、もうドッキドキだよ! すげぇクリント・イーストウッドがしびれるくらいかっこいいの!もちろん声は山田康夫ね。そこは私、譲らないわよ 人間の心理描写もしっかり描かれており絵が趣味の爺ちゃんドク(ロバーツ・ブロッサム)がウォーデン所長(パトリック・マクグーハン)に絵を書くことを禁じられちゃったのだが(理由はよくわからんかった…自分の肖像画が似てなかったからか?(笑))絶望の余り作業室で指を自ら切断しちゃうんだよー。すぷらった。その後のイーストウッドの静かな怒りがさらに脱獄の執念を燃やす。 結局3人が脱獄したのだがもちろん未だに生死が分らず。あ~あ、時効なんじゃないの?名乗り挙げてほしいなぁ。 今見ても面白い事を保証する!だから若者たちよ!見ろ!(強制) ↓食堂からスプーンを所長室から爪とぎを! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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