サザエの映画と漫画の日々

ダミアンパワー凄し！「１」よりも力を開花させましたな。睨みつけただけで同級生を錯乱させ少しでも自分を疑いを持つ人間には死を！カラスを使って見張らせ人を殺す！ああ、近寄りたくない人間？だ

ストーリーはダミアンが生きていることを知ったブーゲンハーゲン（レオ・マッカーン）は短剣を考古学者のマイケルに託そうとするが断られ「イゲールの壁」で掘り出されたアンチ・キリストの４つの顔にダミアンそっくりな顔があると説明し見せに行くが壁画と共に生き埋めにされる。
７年後シカゴ－大使の弟リチャード(ウィリアム・ホールデン)に育てられていたダミアン(ジョナサン・スコット=テイラー)だったが、リチャードの伯母マリオン(シルビア・シドニー)はダミアンを毛嫌いしていて…。

オープニングからブーゲンハーゲンがイスラエルの街を車で失踪しながらジェリー・ゴールドスミスの不気味な曲がかかり不安感を誘います。掴みはＯＫ


「２」で強烈な場面はやはりアイスホッケー中、ビル（リュー・エアーズ）が湖に落ち、氷の下を流されていくシーンは怖ろしいほど脳裏に焼きつきました。このシーンのインパクトが強かったせいで黒人医師が乗っていたエレベーターごと落下させられ切れた鉄ロープで体を切断されたシーンや古美術商のチャールズ（ニコラス・プライアー）が列車の連結器に挟まるシーンも凄まじかったのに忘れていた。

　ただ不思議なのはダミアン自身さえ知らなかった自身の正体なぜみんなが知ってるんでしょう？やっぱり、味方だから？そのうちの１人ネフ軍曹演じるは若かりし頃のランス・ヘンリクセン。

　とかく失敗しがちな（オカルト）ホラーの続編を雰囲気を壊さずに「１」までとはいかないまでも良作に仕上げたと思う。ただクライマックスは物足りなかったかなぁ。残念。

ダミアン役の子が前作に負けず劣らずの悪魔っぷり冷酷な顔がたまりません