サザエの映画と漫画の日々

やっと最後の話になりそうです。これまでの話はこちらからどうぞ

その１　その２　その３　その４　その５　その６　その７　その８　その９

　たった数日の入院とは言え自由がなかった分、わたしもあおものびのびと近所を散歩したり友人を呼んで遊んだりとしていたのですが…

退院３日後、いつものように夜にパソコンをしていてそろそろやめようかと思った時に、あおがグズグズしながら起き出して来た
珍しい、いつもなら泣いて来るのを待ってるのに…まぁ、いいや寝ぼけただけだろう、もう寝るから一緒に寝ようと布団に連れて行くのに抱っこすると…


熱い？？


寝ていたかな？と思いつつも布団の中へ。


そして次の日、やっぱり熱いあおの体、ご飯を食べたり元気にしてるのだが
気になって体温計で測ると





３８．９度



ギャース！なにこの体温？！

だけどあおはいたって普通。まぁ、ちょっと元気が無かったので座薬を挿す事に。座薬を使っても熱は３８・８度から一向に下がらずじゃあ座薬を使わなかったら一体何度なんだと怖々


ふと、脳裏に掠める嫌な予感


まさか…腸重積の後遺症じゃ…


でも本を読んでも病院から貰った説明書を読んでもそんな症状ない。


取りあえず初日は様子見をしたが次の日も熱は下がることはなく座薬を挿す事に。ピークになると３９．５度になり、もう取り乱しまくり

発熱３日目。相変らず座薬を刺して３８．８度なので居ても立っても居られずにいつも使っている近所の小児科ではなく入院していた病院へタクシー。




もしかしたら、まだあおがやっていない突発性発疹かも…でも腸重積やった後にすぐにか？！


待合室に入ったがあまり人が居なくて待たなかったのだが…待合室では平気だったのに名前を呼ばれ中待合室に入った途端、あおギャン泣き


暴れるわ、泣き叫ぶわ。


そして名前を呼ばれ診察室に入ると…女の先生ではなくて仲代達也もどきの先生だった。

診てもらうが何せいままで内科処置に入院。もう嫌がって嫌がって暴れる暴れるだからって先生、溜め息付くことないんじゃない？

聴診器を当てて問診をやって終了。





え～～～？確かに熱だけだけどさ、デカイ病気を数日前にやってたんだからもうちょっと調べてくれよ

と、思いつつもやっぱり熱だけなのですごすご帰ることに。

結局家に高熱のための解熱剤、座薬があるってことで薬も出なかった。


そして飲み物だけはガンガン取らせたがその日も３９度以上に。そしてそれは４日目にも続き…


分かってはいるがもう一度病院に訪れた。


すると今回は腸重積の時に一番最初に診察してくれた女の先生。人当たりがいいせいか、昨日とは段違いで待合室には山のような人…やっぱり人徳ってやつかしら？


またまた中待合室に来るとあおは号泣、診察室でも号泣だが、女の先生はニコニコしながら聴診器、耳の下の触診、口の中、耳の中、お腹の触診。診てくれる所を全部見てくれた。

先「お腹を触ってみましたけど再発って感じでもないし、中耳炎ってわけでもリンパ腺が腫れてるって感じでもないので本当に熱が出てるってだけですね。それ以外の症状は無いのでやっぱり薬は出ませんけど。可能性としては「突発（性発疹）」が高いですが、取りあえず熱が下がって発疹が出てみないとわかりません」



これ！これなのよ！とにかく何事も無くても最低これくらいは調べて欲しいんだよ。しかも先生とは言え愛想の良さだってちょっとは必要だと思うんです。１回目の先生のように大した調べもなく淡々と言われたら「ちゃんと診てくれたのかな？」って思っても仕方ないと思う。結果が一緒でも不安がる親への安心感が雲泥の差ほどあると思うんですよ


取りあえず、落ち着いた私は次の日に熱が出てもそれ以外の症状はないかだけチェックして水分に気をつけた。


さらに次の日にやっと座薬なしで３８．５度くらいになった。その次の日もさらに下がったがやっぱり発疹は出なかった。


結局熱の原因はわからなかったけど突発性発疹って熱が下がった後も発疹が出ない場合もあると聞いたことあるので可能性は高い。



ただ、２歳以降になると発症確率の減る「腸重積」と「突発性発疹」を２歳にやったあおって…



１２月頭、先生も走る師走の事件でした。



長々となりましたがお付き合いありがとうございます。これからもしお子さんが同じような病気になった時、せめて参考に…　










ならないね（笑）