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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:映画
ミシェル・ファイファー狙いかあらすじを知って見た作品だったと思います。暗いです、本当になんか救われなさを感じるんですがね。 ストーリーはジニー(ジェシカ・ラング)とローズ(ミシェル・ファイファー)の姉妹はそれぞれの夫と共に父ラリー(ジェイソン・ロバーツ)の3代続いている農場を手伝っているが末娘のキャロライン(ジェニファー・ジェイソン・リー)は家を出て弁護士として活躍している。 ある日、ラリーは3人の娘に農場をそれぞれ分け自分は引退をすると決意。ジニーとローズは大喜びするがキャロラインは一人反対をして…。 上記のあらすじを見たらなんだなんだ?ごうつく意地悪姉妹が親を騙して土地を取った話か?と、思うでしょ?私もあらすじだけ読んでそういう話なんだろうなと思ったんだが、実は一番意地悪で偏屈で了見の狭い男は実は父親のラリーなんですな。 ストーリーは暗いよぉ~。すげぇ暗い。14歳ぐらいで父親に強姦を何年もされて父親を憎んでいるローズと対象に恐れているジニー。ミシェルとジェシカの二大女優が心の苦痛を静かに痛々しく熱演している。 んで、何がやるせなくさせるかっつーと姉妹は強姦の事実を公言できない。しかし、父親は人格者として周りに尊敬さえされている。父親が土地を渡したことで生きがいを失い逆ギレして「娘に土地を奪われた!」と言いふらせば第三者は真実を知らないので2人が悪者に見えてしまうのだ。これが辛い。 教会でラリーの友達ハロルドが騒ぐシーンなど「何も知らないくせに!」と思うほどだ。 末娘キャロラインなど能天気すぎて「ぬくぬく育った奴がでしゃばるな!」と思ったよ。 本当に痛い映画だ。また、強い女という鎧を着ながら一番繊細なローズをミシェル・ファイファーは見事に演じている。 ラスト、ジェシカ~!!何でキャロラインに言わねえんだよ!!私が同じ立場だったら間違いなくローズになっているな。 ↓痛々しいながらも女の強さってのを見せてくれます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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