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カテゴリ:映画
1年間眠れない男の話なのだがクリスチャン・ベールの激痩せにビックリ!特に両手を広げ手首をダランと垂らした立ち姿はまさに骸骨。クリスチャン・ベール版「痩せゆく男」を見たい気もしました。 ストーリーは原因不明の不眠症で悩まされる工場の機械工トレヴァー(クリスチャン・ベール)は365日眠っていなかった。どんどん痩せ細るトレヴァーは冷蔵庫に書かれた不可解な記号を発見。その記号は日に日に知らぬうちに書き足され何かの形になり始める。 ある日アイヴァン(ジョン・シャリアン)という男と知り合うがその日から不可解な出来事が起こり始め…。 原因不明の不眠症に周囲で起こる奇怪な出来事。わけの分からない主人公に見ている人間もシンクロし疑似体験をさせられる。 何よりも脚本通りの歩く骸骨を見事そのまま具現化したクリスチャン・ベールの役者魂を見ました。その鬼気迫る役作りは自然と不気味で神経質で痛々しい主人公そのままを表してます。 ラスト、すべてが明らかに解明された瞬間、「謎のメモ」「1:30」「見覚えのある風景」「ルート66」「誰も見ていない従業員アイヴァン」と点在したパズルのピース一つ一つが綺麗に嵌ったスッキリした終わり方でした。 ■ここから先はネタばれです。この映画はオチがキモなので未見の方は見ないほうがよろしいかと■ トレヴァーの良心でもあったアイ。後悔の果てに記憶障害に陥り事故そのものを忘れた…この手の表現方法は他の映画でもかなり見るのでそろそろ別の表現をして欲しいなぁ。見始めてすぐに「なんだろ?二重人格物かな?幻覚ものかな?」と読めちゃうんだもん。 主人公に同情しながらも「犯罪者は眠れない」という通説のオチだったがやはり犯罪者にはこれくらいの罪悪感を感じて欲しいものだと思ってしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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