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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:映画
「ジュマンジ」がジャングル編ならば「ザスーラ」はスペース版。これって「ジュマンジ」のパクリじゃ…と思ったあなた、それもそのはずこの原作は「ジュマンジ」も書いたクリス・ヴァン・オールズバーグですから。 ストーリーはケンカが耐えないウォルター(ジョシュ・ハッチャーソン)と弟のダニー(ジョナ・ボボ)。ウォルターは仕事が忙しく遊んでくれないパパ(ティム・ロビンス)に不満を抱き遊んでも楽しくないダニーが疎ましい。些細な切っ掛けでウォルターを怒らせ地下室に閉じ込められてしまったダニーはそこで「ザスーラ」という盤ゲームを見つける。 リビングに持ち帰りしきりにウォルターにやろうと誘うダニー。構ってくれないウォルターに字の読めないダニーは勝手にゲームを始めるとカードが飛び出したかと思えば、いきなり家の中なのに流星群に襲われ…。 流星群や異常なロボット、冷凍保存などいろいろな宇宙的災厄が兄弟を襲う。兄弟仲の悪さがめちゃくちゃリアルっぽい。愚鈍と弟をバカにする兄、意地悪だと愚痴る弟、だからこそいざって時に手に手を取る姿が可愛らしくいじらしい。 扉を開けたら目の前は木星だったり窓の外は壮大な宇宙空間、チャイムを鳴らしてやってくる宇宙飛行士(ダックス・シェパード)、オープニングの平凡な日常が描かれていたせいか何から何までアバンギャルドな発想の構図がこれでもかと押し寄せてくる。 「ジュマンジ」のスペース版だから最初からゲームの範疇は軽く超えるだろうと思ってたがトカゲマンの攻撃は、あれ下手したら死にませんか?過去に死傷者を出したことはないんだろうか? 宇宙飛行士が思ったよりもしぶとく話しに食い込むのが謎だったんだが実はラストにその謎解きが。 2人の兄弟の姉、リサ(クリスティン・スチュワート)も弟の話を聞けよ!と思わずにはいられなかったんですが最後に非常にいた~い思いをするから、まっ、いっか。ちなみにこのねーちゃん、「パニック・ルーム」のあの子役の子です CGは素晴らしく迫力満点。ストーリーは…まぁ、なかなか親子愛も織り交ぜていた「ジュマンジ」よりは劣る。 世の中の兄弟仲の悪い方たち…これを見てはいかがでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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