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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:映画
「仄暗い水の底から」をハリウッドリメイク?しかも主演はジェニファー・コネリー?ティム・ロスにジョン・C・ライリー?しかもピート・ポスルスウェイトまで?豪華出演人じゃん!私的に(笑) ストーリーはニューヨーク、離婚調停中のダリア(ジェニファー・コネリー)は娘セシリア(アリエル・ゲイド)の親権をめぐり夫カイル(ダグレイ・スコット)と争っていた。仕事もなく住むところもまだないダリアはセシリアを連れて雨の中、ルーズベルト島の物件を見に行く。不動産屋のマレー(ジョン・C・ライリー)が案内したのは巨大で古いマンションの9階だった。ふと気づくと部屋にいたはずのセシリアがいなく急いで捜し屋上に向うとピンクのバックを見つけたセシリアの姿が。管理人ヴェック(ピート・ポスルスウェイト)にバックを預けると中には人形が入っていて1週間経っても持ち主が現れなければ自分の物になると聞いたセシリアは嫌がっていたマンションに住もうとダリアに強請る。マンションに不気味さを感じるダリアは戸惑いながらも契約をするが…。 作品自体は公開後あたりから「全然怖くなくて、むしろホラーというよりは親子愛のヒューマンドラマ」と噂を聞き、そうかそうかと鑑賞。 オープニングの過去シーンから雨、現在も毎日雨、アパートの近くには川があり上の階もびしょ濡れ湿度90%以上のうっとうしいさ満載映画 ジェニファー・コネリー相変らずの美しさです。しかも神経質で偏頭痛持ちという役がまた合っている。乱れた髪も潤む瞳もこれまた美しさに拍車をかけてます。劇中、若い男の子達がジェニファー・コネリーに性的な言葉のちょっかいをかけますが「おいおい、ババアだぞ」って普通は思うがジェニファーだと納得しちゃうもん。 天井に広がっていく不気味な黒いシミ。園ではセシリアが周りに友達がいるのに想像上の友達と遊んでいると忠告され、水道の蛇口からは髪の毛が出てきたりと不気味さが静かに静かに忍び寄ってくる。 オリジナル版と違い「驚かそう」という演出はないです。ただダリアの周りの人間達が不安さを倍増してます!間違いなく。 天井の修繕を頼んでもことごとく断る無愛想な管理人ヴェックに、口だけで頼りにならない不動産屋のマレー、冷やかすようにちょっかいをかける若者2人組。そして嫌がらせをしているのかどうか分からないが自分を非難する夫のカイル。そんな中、自分の言うことを信じ調べたり力になってくれた弁護士のプラッツァー役ティム・ロスは最高!ただ、妻がいると言っていたがだいたい1人でいたけど…あれはなんでだろ?神経質なダリアにこいつと恋愛関係になるのはやばい!と嘘ついたのかしら? 個人的にはまったく怖くなかったですが…出来としては悪くはなかったんだけど…ラストはあかんだろ!。なんで幽霊女の子に目をつけられたとか、どうしてダリアが連れて行かれたのかとか…ダリアが同意の上で連れて行かれたとかオリジナルよりは分かりやすい展開ではあったんだよね。ダリアの過去のトラウマも描かれていたし。 ただ3週間くらいでおかーちゃんが自分を守って命を落としたのに、そんなエレベーターで会った位でセシリアちゃん晴れやかな顔で納得しちゃうのかよ!母ちゃんはもういいのかよ!もっと母ちゃんを連れて行ったナターシャを憎むとかダリアに縋りつくとか悲しくて寂しくて納得できない!って演技をして欲しかったなぁ…母ちゃん報われねーよ 日本風陰湿でハラハラドキドキを期待しているホラー好きな人にはお薦めしません お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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