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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:映画
懐かしい80年代ナンバーをバックに頭空っぽな男性モデル、ズーランダー(ベン・スティラー)がこれまたお馬鹿なライバルモデルハンセル(オーウェン・ウィルソン)といがみ合いながらバカバカしい陰謀に巻き込まれるなんともマヌケな映画。 ストーリーはデレク・ズーランダーは今をときめくスーパーモデル。年間最優秀モデルに3年連続受賞。4年目の今回は新人ハンセルに分があり気が気ではない。案の定、賞はハンセルの物になり、落ち込んでいるところへ仲の良い友人たちと気分転換に出かけたが事故に合い友達も失う嵌めに。立て続けの災難にズーランダーは落ち込み引退を決意して家族の下へ帰る。 炭鉱で働いている父と弟達の手伝いをするがまったく役に立たず歓迎もしてくれない。 そんな中、大物デザイナー、ムガトゥ(ウェル・フェレル)の仕事依頼があり…。 男モデルをこれでもかと皮肉った全編が最高。特にみどころはズーランダーとハンセルのウォーキングバトル、審判にはデヴィッド・ボウイが本人役で登場。ズーランダーが歩いた後、同じ格好でハンセルが踊るのだがどんどん、それ、モデル歩きじゃないよな?とツッコミたくなるアクションが。そしてハンセルのズボン履いたままのパンツ脱ぎってどうやるんですかー!!! 実はハンセルがいい奴だったってのはありがちなパターンだけどホロリとしちゃった。 ムガトゥの悪事を探そうとアップル社のパソコンのスイッチが分からず、ズーランダーとハンセルがパソコンに向って格闘し、「2001年宇宙の旅」のBGM「ツァラトゥストラはかく語りき」がかかると2人がどんどん行動が猿に!そしてハンセルがテーブルに飾ってある骨を手に持ったシーンで苦笑しちゃいました。 豪華カメオ出演者たちもすごいです。クリスチャン・スレイターにナタリー・ポートマン、ウィノナ・ライダーにスティーブン・ドーフ。「タイタニック」の嫌な婚約者役ビリー・ゼーン。デヴィッド・ドゥカブニー、キューバ・グッティングJr、ヴィンス・ボーン、パリス・ヒルトンなどなど、これでもかと大物俳優達を数分間で使うだけ。贅沢の極みです。 ズーランダーの友人たちがガソリンスタンドでふざけて爆発事故を起こした瞬間、スタバのカップのどアップが一瞬写ったり、その友人達を最後、ズーランダーが建てた学校の前の噴水で事故前のシーンを銅像にしちゃったりブラックシーンも満載。 おバカ映画なのでその手の作品が好きな人にはおすすめ。もうベン・スティラーが男性スーパーモデルって自体ありえない設定なんですがね。 ズーランダーのキメ顔「マグナム」他のキメ顔とどこがちがうんでしょうか?! ちなみにタイム誌記者のマチルダ役のクリスチャン・テイラーはベン・スティラーの奥様。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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