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テーマ:昔、映画館で見た映画(93)
カテゴリ:映画
天才数学者ジョン・フォーブス・ナッシュ博士の数奇で過酷な運命の半生を描いた実話。どこが天才かっつーと…ゲーム理論だかを構築して幾何学、解析学にも精通し後のノーベル経済学賞を受賞したらしい…つうかよく分かってません。幾何学ってなんですか? ストーリーは米ソ冷戦下の時代1947年、9月。ブリンストン大学に入学したナッシュ(ラッセル・クロウ)は、見る物すべてを方程式に当て嵌め、「この世を支配する真理を見つけ出す」事に夢中になり、やがてクラスメイト達から好奇な目で見られるようになる。そんな中、ルームメイトのチャールズ(ポール・ベタニー)はナッシュの心の拠り所だった。 やがてナッシュの元に国防省の諜報員でパーチャー(エド・ハリス)と名乗る男が現れソ連の暗号解読を依頼される。アリシア(ジェニファー・コネリー)という美しい人と出会い2人は結婚するがスパイ活動の任務は続き、やがてプレッシャーにより命の危険を感じ始め…。 とにかくナッシュ先生は碁でもスポーツでも動物の動きでもすべてを方程式に当て嵌めて解読しようとします。まず私は友達になれないタイプです 秘密任務を依頼に来た謎の国防諜報員パーチャーによりナッシュは徐々に精神を蝕んでゆく。そして腕に縫いこまれたと思っていたチップを抉り出そうとするシーン、そしてどんでん返しのシーンはまさに見る者は絶句するしかない。パーチャーにメイのマーシー(ヴィヴィエン・カーダン)はともかく大学時代のルームメイトだったチャールズまで?!見てはいけない人の精神世界の奥を見てしまった気分になり罪悪感を感じるかも。 その後、アリシアが研究室を見に行くと壁一面に雑誌の切抜きが埋め尽くされている部屋に薄ら寒さを覚えた。 例の3人は本当にこんなふうに見えたのか、そんなにリアルなヴィジョンなのか?と思ったが周りがどんなに言っても納得しなかったのに姪のマーシーの成長度でやっと理解したくらいなんだから本当なんだなぁと思わざるを得ない。チャールズ役のポール・ベタニーはなかなか良かった。 とにかく痛々しいくらい泣かせるのは妻のアリシアの献身的で気丈な支え。ナッシュ博士の苦悩よりもアリシアの日々の一途な愛情の方がはっきり言って感動します。Hをしてくれなくて洗面所のガラスを割り付け叫んだ時はいろいろ溜まってるね、と見に行ったみんなで同情しました←いらぬお世話 病魔を2人で乗り越えた夫婦愛を美しく描いた作品…なのに現実は、バイセクシャルのナッシュ博士が実は男性と浮気してて離婚して、その後、夫婦ではないのにアリシアは闘病を支えたらしい。バイやゲイに偏見はないが…2人の夫婦の絆に感動したので、実態を知ってたら感動は半減だったから先に見て正解だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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