庭の木樹。
庭の木樹は役目でもないのにいろんなことをしてくれる 夏の暑さ避け、カーテン、団扇、扇子がわりそんな彼らにエアコンの室外ユニットの熱気があたる 置く場所がなかったとはいえ、これじゃ恩を仇で返してるみたいだ電気工事をされた後少しだけ木樹から逸らして少しの自己満足 心の中ではいつも謝ってる人、いや生き物全体が誰かを迷惑にかけなければ活きていけない世界 発展という美名の下の弱肉競争の世界ひとたび大自然が怒るとあっけなく壊れてしまう社会 この世界は修羅道なのか餓鬼道なのか、はたまた地獄道大きな渦の中で翻弄されてしまう生物はもう取り返しのつかない ところまでいってるのかもしれない次に栄える生物、人間を食物として扱うかもしれない そのとき、釈迦、キリスト、そのほかの人間だったものたちは自分が神だったのか仏だったのとの言い訳も通用しなくなる