サヨナラ
最近つばきの「サヨナラ」という曲がとても気に入り、よく聴いている。友人が「つばきがいい!」と前々から言っており、先月半ば強引にCDを渡され、せっかくだから聴いてみたら、これがなかなかよくて。メロディはなかなかキャッチーだと思う。前述の「サヨナラ」は最近リリースされたアルバムの最後に収録されている曲で、歌詞が非常に痛い。以下にちょっと引用。 あの頃別れの季節 戸惑った僕は「また会えるよ」と言ってごまかした 何もわかっていなかったのに 今さらあなたの声がどうしようもなく聞きたくなって けれど もう遅いね そう思うとまた死んだふりいろんな人と出会い、いろんな人と別れる。そうやって人生は進んでいく。近くに住んでいるとか、行動範囲がかぶっているとかいう事情がなければ、一度別れた人とはそう簡単に会えるものではない。どんなに遠くに暮らしていても、お互いに会おうという意志さえあればいつかは会える。でも、どちらかが会おうとしなければほぼ100%会うことはできない。どうしても会いたいけれど、おそらくもう一生会えない人への気持ちを、どう処理したらいいのだろう。わかるのはただ一つ、「もう遅い」ということ。私もやっぱり、「何もわかっていなかった」んだろうね。季節はもう秋。いつまでも立ち止まっていないで、前に進みたい。