葵日記

昨日・今日と映画三昧です。
たまたま～17日までの上映だったことと、時間に余裕があったので見まくりました。

まずは「蝉しぐれ」
そう、私は染五郎ファン。
撮影地にもちょっとゆかりがあったりします。

染五郎さんにこの役ってどうなんだろう・・・なんて思ってましたが、重要な殺陣のシーンがあるんですねぇ。
これがキャスティングの決め手だったのでしょうか。
ちょっと、田舎の武家の割にはやはり「垢抜けた」感がありますが・・・
ただ、まだ今の染五郎さんには「阿修羅城の瞳」などの方が色気がでて好きなんですけどね～
阿修羅では、染ちゃんの肌が綺麗過ぎて宮沢りえちゃんの肌が微妙に見えましたが、今回は木村佳乃さん、綺麗に見えましたよ～

日本の風景がとても綺麗でした。
周りのおじさんが号泣しているのがさらにびっくりしました。

ただ、これ東宝だったんですね・・・
勝手に松竹だと思ってました。
多分、松竹の方がなんとなく私好みにつくってくれたのでは・・・と思いましたが。
（どこがどうかは、まだわからないんですけど）

さらに私のツボは、「田村亮」さん
とてもいい感じで、画面に「正義」な風が吹き込みました～
やはり、正和さまの弟さま　というか、田村兄弟に弱すぎる私


次は「ALWAYS ～３丁目の夕日」
これは正直あまり期待していなかった（評判よすぎるので。私はあまのじゃく）んですけど、なかなかよかったです。

年がばれそうですが、微妙に懐かしい風景・・・光景・・・がかすめて、なんだかほんのりした気分になりました。

堤さん、あの役は「楽しみすぎ」でしょう。

個人的に吉岡くんは贔屓。
いやーー、「北の国から」の終りくらいからいい感じにしてましたが、「Dr.コトー」でやられ、最近は本当に何をみても安心できるいい役者さんですねぇ。
なんか、「情けない」感じをやらせたらダントツですよね。

小雪さん、独特の存在感を出してくれる女優さんになりましたねぇ。

この映画も、みんな最後号泣してました。


最後に「有頂天ホテル」
ずっと前から見るつもりが、最終日駆け込みでした。
前評判どおり、とてもよく計算された、贅沢な作品ですねぇ。

この映画での私のツボは、「佐藤浩市さん」
若かりし頃は「濃い・・・」とあまりツボることなかったんですけど、最近は何見ても素敵です
男性は、40過ぎたあたりが一番色っぽいんでしょうかねぇ・・・

この映画の出演者はみなさん「芸達者」なので安心してみていられるのですが、三谷作品の共通点で
　これでもか
　これでもか
と時間も長めで詰め込みすぎて、見終わったときに「お腹いっぱい」になっちゃいます。
腹八分な感じになると、
　「また見たくて見たくてしかたなーーい」
と思う気がするんですけど


三者三様、面白かったです。

でも。予告を見ながら。

「南極物語」は、「高倉健」なしに考えられないよ・・・