葵日記

結局、歌舞伎熱に火がついてしまった私は、４月以降毎月みているじゃないか・・・

しかし、歌舞伎座に若い人がものすごーーく増えていて、本当にびっくり。
あと、今日は一人で来ている人がすごく多かった。　
みんな本当にメチャクチャすきなんだな～

今月の歌舞伎座は、またまた豪華です。
菊五郎さん、幸四郎さん、吉右衛門さん、仁左衛門さん、福助さん、染五郎さん、愛之助さん・・・ああ、書ききれない。
それも、私のご贔屓役者が揃い踏みで、もうクラクラです。

藤戸では、前半は吉右衛門さんの老婆姿なんてめずらしいものを見せていただきながら、後半の悪霊となった漁夫の霊の舞。
見ているうちに、なぜだかわからないけど、感動で泣きそうになってました。
３階席なのに、ものすごい迫力を感じて・・・吉右衛門さんのこの舞踏劇に対する想いをものすごく感じました。

そして、仁左衛門さんの荒川の佐吉。
周りがものすごい勢いで「ぐすっぐすっ」と泣き始めたのでびっくり。ああ、みんなよく知った方々なんだな～
どこまでも純粋な佐吉が仁左衛門さんにぴったり・・・とにかく、仁左衛門さんの色気がすごくて、クラクラになっちゃいました。

しかし、私のいちばんご贔屓の染五郎さん。久々だな、歌舞伎座みるの
仁左衛門さんと染五郎さんは、歌舞伎では印象が近い。
仁左衛門さんの役、絶対染五郎さんに似合うと思うな～なんておもいつつ、でもやはり大御所役者に気をとられてしまうものなのです。
でも、染五郎さん、演技の中で情が深くなった感じがありました。
うーん、若高麗の今後が楽しみだ～

愛之助さんもものすごく久しぶり
どんどん線が強くなってきて、どんどん色っぽくなった感じで、これからが本当に楽しみ～　


そして私は、「夜の部」にも行くために、スケジュールとネット予約の空席情報を先ほどからにらめっこ中。。。
ああ、歌舞伎に数年の眠りから目覚めてしまった私は、またあのころのように通ってしまうのだろうか・・・