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蓮見さんの著書ははじめてです。
手に取った理由は、帯でした。 「児玉清氏、絶賛!!」 児玉さん、大好きなんですよね~ 45歳の若さで逝った翻訳家で詩人の四条直美が、娘のために遺した4巻のテープ。そこに語られていたのは、大阪万博のホステスとして働いていた23歳の直美と、外交官として将来を嘱望される理想の恋人・臼井礼との燃えるような恋物語だった。「もし、あのとき、あの人との人生を選んでいたら…」。失われたものはあまりにも大きい。愛のせつなさと歓びが心にしみるラブストーリー。 さて、感想の方ですが・・・ なんだか、一気に読みきってしまいました。 とにかく内容(描写)をそぎ落としてあって、読んでいると静かに時間を刻むような感じです。 日本語って綺麗だなぁ・・・なんて思えてきます。 「この人生に私が何を求めていたのか・・・私は時間をかけて、どこかにあるはずの宝物を探し回っていたのです。ただ漫然と生きていては何も見つけることはできない。でも、耳を澄まし、目を見開いて注意深く進めば、きっと何かが見えてくるはずです」 このくだりの数ページだけでも、今の私にはとてもスピリチュアルなメッセージに感じました。 これを読むために、この本を手に取ったのかもしれないです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.08.28 22:41:21
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