テーマ:レイキ♪♪(438)
カテゴリ:■レベル2(セカンドディグリー)
娘のことを話さなくてはいけない。 うちでは、娘は「むかしのひと」だ、というのが定説(笑)である。 娘は小さい頃から、地味で落ち着いた子で、無駄なことは言わず、出過ぎたことは行わず、 前世では、口減らしにお屋敷に奉公に出されたことがあるんじゃないのかと、 私はずっと思っていた。 語る言葉以上に、本当にこれが子供なの?と思うような迫力(?)を感じることがよくある。 最近では、 「”これのためなら一食抜ける!”というのを教えて下さい」という質問には、 普通「Dグレのコミック全巻買うためなら」とか 「服買うためなら」とか答えるのと思うのだが、 「生きるためなら。 だって、死んだら困るでしょう?(笑)」 とすんなり笑顔で答えた。 凡人の私は一瞬笑ってしまうが、でも直後に、背筋が寒くなるほど、説得力のある言葉だと気がつく。 小4の頃 学校で、「一番好きなことわざは?」に対しては、「不幸中の幸い」とサラッと答えた。 あどけない顔で彼女が言うと、私たちの胸に浮かぶのは、 空襲警報の中、焼夷弾を間一髪で避けて生き延びる姿とかである。 確かに「不幸中の幸い」これ以上に良いことなんてこの世にあるだろうか? 大仏やお坊さんが好き。 おじいさんおばあさんも大好きなのだが、 いわゆる「年長者を敬い慕う」とか「おばあちゃん~大好き~~」という「好き」ではない・・・ 「あのおじいさん、とってもかわいかった。。。」とか、 まるで自分の方がはるかに年上で、後から生まれた者を慈しむかのようにしみじみと言う。 知らないおばあさんが、この子を見ていきなり涙を流してお菓子をくれる、 とかは普通によくあった。 また、亡くなった祖母も、まだ1歳の娘(ひ孫にあたります)を見ては、 しみじみと言っていた。 「この子は、どこか不思議なところのある子だよ・・・」と。 食べ物の好みとか、物事の考え方とか、とっさの判断や行動とか、 あの安定した精神とかが、 実年齢に似つかわしくない。 それらは全て、彼女が単独で「むかしのひと」だからだと思っていた。 が、その影にはいつも、イトウさんがいたのだとすると、 彼女は幼い頃からイトウさんと話をしながら、色々なことをしていた。 それなら全てが非常にすっきりと納得がいく。 ああー、だからなのかーー・・・と、すんなり受け入れる私とパートナーだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.02.01 09:15:34
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