カテゴリ:家庭ばなし
妹が元気に生まれるのを神様にお祈りし、とても楽しみにしていたたのじ。
さっぽんを連れて退院してきたその日は大喜びで無理矢理抱っこしたりミルクをやったりしてたけど、 その日だけでした。 赤ちゃんというのは、生まれるなりハイハイしたり、いないいないばあに反応してキャッキャと笑ったりするもんだと思っていたので、何の芸もなく寝て泣いてばかりいるさっぽんにあっというまに飽き飽き。ま、気持ちはわかるけどねー。それに、側に寄ろうとしては私に「今せっかく寝たとこなんだから起こさないでよ!」「触るなら手洗ってきてよ!」と小うるさく言われたし。 おまけに、自分は毎日毎日朝から晩まで怒られっぱなしなのに(悪事の数々・1年生編はまた別に記したい)、何しても怒られないさっぽん。今までたのじ一筋だったじじばばまでさっぽんをちやほやしだして。←じじばばもずいぶんたのじに気を遣って相手するよう努めてるんだけどね。なんせ一人っ子だったから、さっぽんと半々に構われても気が済まないんだよねー。 で、何かというと 「ぼくなんかより、さっぽんのほうが大事なんでしょ。」 「ぼくなんかもういらないんでしょ。」 と言うようになった。 一年生にもなると悪知恵も働くからね。 ココロからの叫び、というより、親にダメージを与えようという魂胆が垣間見える。 しまいには。 学校で七夕の短冊を作ったそうで、「うちゅうひこうしになれますように」という願い事を書いてきたというのだが、家での恒例親子バトル後「『さっぽんがしにますように』って、書けばよかった」などと抜かした。 ムカムカムカムカムカムカムカムカムカーーーーーー!!!!!! アンタをどついてやっとやっと宿題させてる間はね、さっぽんはミルクももらえず泣きっぱなしなのよ!ミルクをやりながらだってアンタに明日の用意の指示飛ばさなきゃだから、さっぽんの顔なんか見てらんないのよ! さっぽんはアンタが0歳のときの10倍放置されてるのよ! どれだけアンタに手間ヒマかけてやってるか気付け!わかれ! はあはあ。 上も下も子育てがうまくいってない様子を暴露してます。すいません。 まあやっと最近、たのじがさっぽんの手足を持ってバタバタ動かしてやると嬉しそうな顔をしたり、ベビーバスを卒業して私とたのじと3人でお風呂に入るようになって、私が自分の体を洗っている間たのじがさっぽんを構って泣かさないようにしたりするので、ちょっと妹がかわいく思えてきたようです。 さかさにして振ってもたのじをほめるネタが何一つ出てこない日もあるけど、妹関係では必死にホメ殺してます。「あっ!たのじがユラユラしてやったらさっぽんスヤスヤ寝ちゃったよ!」「いまたのじのほう見たねー!まだあまり目が見えないのにやっぱりお兄ちゃんはわかるんだねー!」などなど。 疲れるねえ。 小学生になってから下が生まれれば、よく言われる「赤ちゃん返り」はないだろうと思ってたんだけど、ヤキモチは焼くんだねえ。どこの子もそんなもんなのかしら? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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