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テーマ:障害児と生きる日常(4429)
カテゴリ:兄妹
アオとモモは2歳違いです。
モモを妊娠してから、1歳過ぎのアオの何か違う様子に 気づきはじめ、モモの妊娠経過とともに毎日毎日 不安が増大していきました。切迫早産で自宅絶対安静の中、 ただただモヤモヤした日々でした。 そしてアオが広汎性発達障害の診断を受けたのは 2歳1ヶ月の時でした。その時モモは生後1ヶ月でした。 それ以来、療育、受診全てに付き合わされてきたモモです。 それから1年9ヶ月、モモも大きくなり、来年1月で2歳に なります。おしゃべりも上手になり、 もう3語文を話しています。魔の2歳代を前に、既に、 アオとは違う明確で強力な意思表示に嬉しい反面戸惑いながらの 育児です。 最近はモモに手がかかり、意思表示の控えめなアオに向き合って やる時間が少なくなり、アオに申し訳なく思うこともあります。 でも、モモがいなければ、体験できない色々ないい事も ありますので、やはり、アオにとっては時々うっとうしいけれど、 なくてはならない存在だと思います。 そして、私にとっても、アオのことで落ち込んだ時に、 モモの愛らしさにどれだけ、救われたかわかりません。 そして、なにより、一番つらい診断前後に、モモの妊娠中 であった事、つい先日まで母乳を飲んでいた事により、 その辛さをアルコールで紛らわすことなく過ごせた事を 感謝しています。 実は、私は酒飲みです。(ーー;) 嬉しい時、悲しい時、お酒を飲んできました。 モモがいなければ、この2年、おそらく、 お酒三昧だったと思います。それぐらい、正直辛い 2年間でした。この1番つらい急性期をほぼお酒なしで、 過ごせたことは奇跡?かもしれません。(・・?) モモは相当母乳に執着していたので、 断乳の1ヶ月前からカレンダーに丸をつけて、見せて 「おっぱいナイナイね」と言うと 首を横にぶるぶる振って拒否反応を示していたので 断乳は相当大変と覚悟していたのですが、 先日いざ止めてみると、「おっぱい飲む」とは言うものの、 「やめたよね、頑張ったね」と言うと、 「お茶飲む!」と言い一生懸命我慢しているのです。 夜も泣き続けかなと思いましたが、15分ぐらい泣くと、 『ネンネする」と言い、泣きながらも寝るのです。 すごく頑張ってて、切なくなってしまいました。 ありがとうモモ。 人に愛着が薄いアオも、モモがいないと 「モモちゃんいない」とすごく気にしたり、 モモもアオの好きな電車が見えると 「にいにい、にいにい」と教えてあげようとしたり、 微笑ましい光景も見られます。 この先、モモには兄弟児として、いろいろな 事があるかもしれませんが、アオのこと好きでいて 欲しいなあと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.12.13 01:24:20
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