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テーマ:障害児と生きる日常(4429)
カテゴリ:母として
アオの最近のブームは「おしり、しり、しり♪」と
歌いながらおしりを出して振ることです。 保育園でおぼえてきたのかもしれません。 4歳になったばかりのおしりなので、おちゃめだし、 親からみれば、まだまだかわいいと感じます。 正直「ふっ、ふっ」と微笑んでしまう感じもあります。 クレヨンしんちゃんも出してるしね。 でも我が家では、自閉症とわかって、いろいろ本を読んだ 結果、自閉圏内の子供達は「恥ずかしい」という気持ちが 育ちにくい(相手の気持ちが理解しづらいわけですから 当然といえば当然ですが)、また一度ついた習慣は なかなか変更がききにくいので、早くから、特定の 場所以外ではパンツを下げないよう教えた方がいいと 書いてある本も複数ありました。 そこで、トイレとお風呂以外ではパンツを下ろさないよう 2歳代から教えてきました。 なので、普段は部屋ではあまりパンツを下げることが ありません。勿論、外でも。でも「おしりしりしり」 をやるときは別のようで、時々やっています。 (室内でですが) かわいいと思いつつも、その思いには浸れず、 「パンツを上げようね」とせっせと言わざるをえません。 私は適当な母なので、 これが健常の子なら、「今はかわいいからいいじゃん。 いつかは、恥ずかしくなって止めるだろう」 と大きく構えていられたと思いますが、 アオの場合はそうはいかないという思いがあります。 早くから正しく教えなければというプレッシャーのような ものです。 トイレトレも一生オムツじゃないんだから、あせらずに という話を聞くことがありますが、知的障害児の場合、 そうも言ってられません。ありえなくもないからです。 だからといってあせってもとれるものではないので、 あせらず、じっくり取り組む、難しいことです。 結果的にはアオの場合あまり苦労せずに3歳3ヶ月でオムツは はずれました。 モモに関しては、保育園ではずしてもらおうと のんびり構えています。(二人目ということも あると思いますが) ただ、男の子の場合、外では立ってする便器が多いので、 なるべく早く立ってさせたいと思いました。 最初は座りたがったので、座って安定してきた頃に 父の立ってしてるところをみせて、立ってする方向に 促していきました。 明石洋子さんの本で、障害児の集まりに バスで出かけたら、そのバスの中で自慰行為を している障害者の男性がいて、親もそのままにさせて いたのにびっくりして、そうならないために努力した ような事が書いてありました。 私も男の子を持つ障害児の親として、思春期にむけて 考えていかなければいけない問題です。 障害児の親だからこそ感じてしまう、プレッツシャーが あります。(将来の事を考えるとおおらかにやれない) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.02.19 01:47:07
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