|
カテゴリ:カテゴリ未分類
人 間 と は 古代史や文学、宗教などを梅原日本学と呼ばれる独創的な分野を 打ち立てた戦後日本を代表する哲学者で、文化勲章受章者の梅原猛 さんが12日、肺炎のため京都市にあるご自宅でご逝去なされました。 心よりご冥福をお祈り申し上げます、、、 彼は、93歳、、仙台市出身、、京都大学哲学科を卒業、、立命館大 京都市立芸術大教授、、同大学長を歴任し多くの肩書を持ち、、 初期の著作、、地獄の思想、、笑いの構造では、日本精神の形成と伝承 について考察し、次第に関心を哲学から古代史、歴史一般へと広がりを 見せ、隠された十字架法隆寺編、水底の歌では、柿本柿本人麻呂の死 について大胆な仮設を掲示して反響を呼びました。 縄文文化に研究、アイヌ民族と沖縄の言葉の分析から縄魂弥才を生み 出し独自の史観を確立しました。 1994年には、青森市の三内丸山遺跡を視察し、縄文文化を解くカギは アイヌにあると語ったのを覚えております。 創作の分野でも活躍し、社会問題にも積極的に発言し、東日本大震災後 は、政府の復興構想会議の特別顧問を務められました。 彼の根底にあったのは、、太平洋戦争で多くの人が死ぬのを目にして 人間とは何かと問いかけながら、哲学への道を歩んで来られたように 感じます。 能の翁(おきな)の面のようなほほ笑みを感じさせる表情には、、 様々な苦楽を表現しているように思えてなりません、、 天国の階段を上られる時は、、どんな表情をしておられるので しょうか、、さようなら、、梅原猛さん、、 プログの皆様へ、、今年もよろしくお願いします。 青空が大好きな、、、北の空より、、^^。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|